FEMINA BELGIAN OPEN 2013
国内において『第70回全日本スリークッション選手権大会』が開催されていたゴールデンウィーク後半の5月3日~5日の3日間、キャロムビリヤードが盛んなベルギーにおいて、女子スリークッションのトーナメント『FEMINA BELGIAN OPEN 2013』が開催された。20名が出場したこの大会に、日本から東内那津未、林奈美子の2人が招待選手として参戦し、共に大活躍を見せた。
大会準優勝の林奈美子
東内は昨年開催された『
世界レディーススリークッション選手権』を勝ち取った現スリークッション世界女王で、5名×4組に分かれた予選リーグを無敗で通過すると、ベスト8からとなった決勝トーナメントに進出。
東内那津未は林に敗れて3位タイ
林も予選を2位通過して決勝トーナメントに進み、東内と共に初戦を勝利すると、準決勝ではその東内との日本勢対決となった。この試合を25-22でものにした林は、優勝をかけて、オランダのテレーゼ・クロンペンハウエルと対戦。この試合は17-30で敗れたが、国際大会での準優勝という堂々の成績を残した。
優勝のクロンペンハウエル
優勝こそクロンペンハウエルに譲ったものの、東内と林の今大会での戦いぶりは、改めて日本女子スリークッションのレベルの高さを世界に見せ付けるものとなった。
〈写真/T.KOBAYASHI(B.D.)〉