第70回全日本スリークッションビリヤード選手権大会
大会も残すは明日のみ。ベスト8が出揃った
5日、『全日本3C』は、午前中から予定通りに予選ラウンドの全てのゲームを消化。ここで48人中32名が姿を消した。多数参戦していたアマチュアは一人として決勝ラウンドには進めず、全ての枠をプロ(JPBF)が占めることとなった。
そして、午後3時からベスト16が行われ、明日の最終日を撞く8名が選出された。昨年度覇者の竹島欧は予選ラウンドの2試合では苦しいプレーが続いていたが、ベスト16の甲斐譲ニ戦では一転して王者の風格漂うパフォーマンスを披露、いち早くベスト8進出を決めた。
前年度覇者・竹島は着実に連覇を視界に!!
「やはり前年度チャンピオンとしては最終日を撞くのは最低限のノルマと言いますか。そのせいか予選はプレッシャーがあって苦しかったですが、ベスト16でやっとまともな内容になってきたかなと思います。昨年勝てたのは自分でも棚ボタだったというか、自分の実力以上のものが出ていた気がします。ですので、やはり今年もう一度勝ちたいですね」(竹島)
その竹島と昨年のファイナルを戦った界敦康も、順調に予選とベスト16を勝ち抜けてベスト8に進出。竹島とは反対側の山にいるので、当たるとすればファイナルしかない。2人の再戦があるのかどうかにも注目が集まる。
昨年のMVP・梅田竜二(写真左)もベスト8へ勝ち名乗りを上げた
他にも、優勝経験者は梅田竜二、新井達雄、宮下崇生が明日のベスト8に勝ち進んでいる(組み合わせは下記)。第70代目のチャンピオンに輝くのは誰なのか。いよいよ明日が最終日だ。
■5/6(月) ベスト8の対戦カード
田名部徳之vs宮下崇生
北谷好美vs竹島欧
梅田竜二vs船木耕司
新井達雄vs界敦康
T.KOBAYASHI(B.D.)