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過去のニュース(2013年)

2013.05.02 トーナメント

第70代目の3C日本チャンピオンは?

第70回全日本スリークッションビリヤード選手権大会

スリークッションの『全日本選手権』が、「第70回記念大会」と銘打って、パワーアップした形で『成増アクトホール』(東京)に帰って来る。

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大会ポスター


今年はこれまでより会期が1日長くなり、5月3日~6日(金・祝―月・振休)の4日間開催。出場選手数も去年までの32名から16名増えて48名となっている。まず16組×3名に別れてリーグ戦を行い、各組1名を選出してからシングルトーナメント(ベスト16から)で争う形式である(40点ゲーム)。

2011年は震災の影響で大会自体が中止。そして昨年は、ビリヤード場(『小林』)での開催だったため、今年が3年ぶりの成増アクトホール開催となる。会場内には400を超える座席があり、そこに座ってゆったり試合を楽しむというのがここでの定番観戦スタイルだ。

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2010年開催の第67回大会の様子。今年も同会場で最高の観戦環境が用意されている


国内最高峰のトーナメントにふさわしく、出場選手リストにはトッププロやトップアマの名前がズラリと並ぶ。昨年はファイナルで竹島欧界敦康を倒して、誉れ高い「全日本選手権者」の仲間入りを果たした。そして、今年はリストの一番上、A組の選手番号「1」に名前が記されている。ここから連覇のストーリーが始まるのだろうか。

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昨年覇者の竹島欧


あるいは、この10年で6人の新チャンピオンが生まれているだけに、その流れに乗って全日本優勝未経験者の大躍進があるかもしれない。その観点から言えば、船木耕司、界敦康あたりが筆頭候補だろうか。もちろん現役No.1の梅田竜二を始め、優勝経験者もひしめき合っており、誰にとっても栄冠までの道程は長く険しいものになるに違いない。

ゴールデンウィークに行われるキャロムビリヤード界最上級の戦い。ぜひホールに足を運んで頂き、快適な環境で存分に観戦を楽しんで頂きたい。

T.KOBAYASHI(B.D.)