WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2013年) > 好評を博す「完全分煙」のビリヤード場 侍編

過去のニュース(2013年)

2013.04.03 その他

好評を博す「完全分煙」のビリヤード場 侍編

SAMURAI "兄弟店"

1月のニュースで東京にある完全分煙のビリヤード場を2店舗紹介したが、今回取り上げるのは大阪市住吉区にある『Pool Club SAMURAI杉本町店』。「サムライ」の呼び名でも知られる竹中寛プロ運営の『Pool & Darts SAMURAI』(兵庫県加東市)の姉妹店だ。サムライだけに"兄弟店"と言った方が語呂がいいだろうか。

13samurai_logo.jpg

3月23(土)にオープンした新店の『Pool Club SAMURAI杉本町店』


杉本町店を運営する縄井克則氏は元プロで、竹中プロとは旧知の間柄。兵庫県の「Pool & Darts SAMURAI」は同氏と竹中プロの共同経営となっている。杉本町店は、縄井氏個人で経営する店舗だ。

店は3月23日にオープンしたばかりではあるが、明るいビリヤード好きが集まる楽しいコミュニティが形成される場となることを目指して鋭意営業中。開店から日が浅いにも関わらず、常連となった客やスタッフも楽しい人ばかりで、目標に向かって正しい道を歩んでいる模様。

13samurai_play.jpg

店内には6台テーブルが並び、来店客は年齢・性別を問わずプレーを楽しんでいる


縄井氏は、以前同じ場所にて「まんてんビリヤード」という屋号で学生向けのビリヤード場を経営していたが、副業として行っていたスロットマシンやダーツマシンの販売リース業が軌道に乗っていたこともあって当時の店舗を他の人に預け、店の経営からは退いていた。

しかし、縄井氏は初心に戻って「学生でも入店しやすいようなビリヤード場をやってみたくなった」と再度、店の運営、「Pool Club SAMURAI」を始めることになったという。

13samurai_monitor.jpg

カウンターには60インチの大型モニターが設置され、ビリヤードの動画を配信している

そして、縄井氏はお店の方針やスタイルを熟考した結果、ダーツやゲーム機なども置かないビリヤードに特化した店として再スタートをきる道を選んだ。そして中学生以下は無料とした。

「明るく地域に支持されるような最高の環境作り」を目指すため、テーブルは新しいものに入れ替え、数も増台。お洒落かつクリーンな店にするため内装にも手を加えた。その中で出て来たさまざまなアイディアの1つが喫煙室を設けること。これだけの条件を整えれば、家族での入店もしやすいだろう。

13samurai_smokeroom.jpg

写真中央に見える扉の奥が「喫煙ルーム」だ


飲食業界では今や「禁煙」「分煙」は当たり前のように実施されており、18歳未満の入店が禁じられている遊技施設でも「禁煙」を1つの売りとしている店舗も存在する時代。学生をターゲットとし、クリーンなお店としての経営を考えるならもはや「完全分煙」はノルマと言い換えてもいい。

まだまだ完全分煙店の方が明らかに少ない現状だが、世論を思えばこれからますますそういった店が増えて行くことは想像に難しくない。

LINE@ナビ : http://lineat.jp/samurai.s
Ustream : http://www.ustream.tv/new#/channel/samurai-sugimototyou