関西オープンは東日本勢が制圧
左から3位タイ・赤狩山幸男、準優勝のアレックス・パグラヤン、優勝・土方隼斗、3位タイ・羅立文、ベストアマ・宮田慎吾選手
シーズンを占う上で大きな意味を持つ『関西オープン』が先ほど閉幕して、男子は土方隼斗が、2年連続優勝を狙ったアレックス・パグラヤンを自らの手で、それもドラマティックな逆転勝ちを決めて、大会初制覇を飾った。
左から3位タイ・新保まり子、優勝・曽根恭子、準優勝・夕川景子、3位タイ・野内麻聖美
女子は曽根恭子が第1回大会以来となる10年ぶり2度目の本大会優勝を決めた。終日、安定感が光った曽根だったが、ファイナルの夕川景子戦では1-4までリードを許すも、ひとたび展開を引き込むとスピーディーなプレーで一気に並び抜き去るという華麗な優勝劇。
見事な逆転劇で曽根が10年ぶりの戴冠
土方隼斗はベスト8では大井直幸を圧倒。さらに準決勝(対羅立文)とファイナル(対パグラヤン)では圧巻の逆転勝利で獲得したタイトルだった。しかも自身も試合を楽しみ、ギャラリーを存分に湧き上がらせての、王者の名にふさわしい戦いぶりで。
男子も逆転で決着! 土方がパグラヤンの連覇を阻止
それぞれのコメント詳細などは後日の記事に譲るとして、土方も曽根も揃って実に頼もしいチャンピオン。曽根はスピード感あふれるランアウントを披露し、土方は上手さと強さを明るく魅せた点が特筆。これでシーズンがエキサイティングになることは間違いなく、ファンにとって面白さが増すことを予感させる一日だった。
もちろんファイナルをはじめ好カードをCBNTで配信予定なので、ぜひご期待ください。