第63回全日本ポケットビリヤード選手権大会
前日は3位タイ。そして今期初優勝の大井。
『第63回全日本ポケットビリヤード選手権大会』が先ほど閉幕し、大井直幸が3年ぶり2度目となる優勝を果たした。
今日は一日を通して、ドラマティックなゲームに湧き上がる大会だった。ツイッターで既報の通り、例年の240点先取から300点先取へと改めた今回。"サムライ"竹中寛が対水下広之戦で見事に300点ランを叩き出して逆転勝利をおさめるなど、ドラマを超えたドラマが随所で披露された。
2日間の熱い戦いの舞台となった兵庫県姫路市の『クエッション』
公式戦初優勝を目指しファイナルに臨んだ松田
左から、300点ランを見せた竹中、3位タイ・北谷好宏、優勝・大井、準優勝・松田、3位タイ・山本
しかし昨日、初優勝を遂げた柴田裕介や今日の松田の奮闘など、新旧のメンバーが入り乱れての混戦時代の様を呈しており、大井を軸によりハイレベルな国内シーズンとなることが予想される。ジャパンオープン、そして全日本選手権の日本勢タイトル奪還にも、きっと希望の光が差し込み始めている。