Amway Open
台湾・台北で開催中のWPAランキング対象試合でもある『Amway Open』。15日に決勝トーナメントに進出する24名が決定するグループラウンド2日目が行われ、日本から出場の梶谷景美、河原千尋の2名がそれぞれ2試合、1試合を行った。
河原は台湾のエースを下してグループランド突破を決めた
ステージ2は各5名のグループに分かれて7ゲーム先取の総当たりリーグ戦を行い、それぞれのグループの1位にベスト16シード権が与えられ、2位と3位は、ベスト24に進出する仕組みだ。
河原は14日に3試合を消化。1勝1敗で迎えた3試合目では劉莎莎(リョウ・シャーシャー/中国)を7-2で下し、ステージ2突破に大きく前進していた。迎えた15日のグループ最終戦の相手は地元台湾のエース周婕妤(チョウ・ジェイユー)。勝てば突破が決まるこの大事なゲームをヒルヒルの激闘の末に7-6でものにして3勝1敗となり、この時点でグループ2位が確定した。
強豪揃いのグループで戦った梶谷。今年は無念の敗退となった
一方の梶谷は14日に、畢竹清(ビー・ジューチン/中国)、現世界ナインボール世界チャンピオンのケリー・フィッシャー(イギリス)と対戦し、2連敗を喫して初日を終了。グループラウンド突破をかけて、15日の1試合目には譚禾耘(タン・ホーユン/台湾)と戦った。しかしここでも先行を許す苦しいゲーム展開となり、0-6から2ポイントを返したものの2-7で敗戦。残念ながら最終戦を待つことなくグループラウンドでの敗退が決定した。
16日の決勝トーナメントはベスト24戦からスタート。ステージ1突破の勢いそのままに、世界チャンピオン2人を倒してグループラウンドも駆け抜けた河原の相手は、そのグループラウンドで一度倒している劉莎莎。ここに勝てばベスト16では、現在世界最強の女子プレイヤー、ケリー・フィッシャーと対戦する事になる。