3月10日（日）、東京と大阪を舞台に、アマチュアポケットビリヤード界のビッグタイトルの一つ、ナインボール日本一を争う『球聖戦』の東西代表を決める『A級戦』が開催され、男子部門である第22期球聖戦、女子部門の第5期女流球聖戦の代表4名が決定した。
東日本地区の会場となったのは東京都渋谷区の『CUE』
まず東京都渋谷区の『CUE』では、東日本地区の男女それぞれのA級戦が行われ、北海道、東北、関東地区から勝ち上がってきた精鋭達が激闘を展開。その結果、決勝戦で酒井将義（千葉）を下した持永隼史（東京）が東日本代表に決定。また女子では昨年まで女流球聖位であった米田理沙（東京）が小西さみあ（東京）を破って東日本代表となった。
一方大阪では、男子が大阪府東大阪市の『高井田ビリヤード』を会場に、女子が大阪府大阪市の『マグスミノエ』を舞台にそれぞれの『A級戦』が開催。こちらは、関西、東海、北陸、中国四国、九州からの代表選手達が激しい戦いの火花を散らせた。
西日本地区・女流球聖戦の会場となったのは大阪府大阪市の『マグスミノエ』
西日本地区・球聖戦の会場となったのは大阪府東大阪市の『高井田ビリヤード』
先に代表が決定したのは女子の第5期女流球聖戦。決勝戦は栃下恭子（兵庫）と松房ゆかり（和歌山）の対戦となり、この試合を制した栃下が西日本代表に決定。また、男子の戦いは堂園雅也（兵庫）とのヒルヒルの激闘を制した永井博明（大阪）が見事に西日本代表の座を獲得した。
この後球聖戦は、本日決定した4名の代表が現球聖位・現女流球聖位への挑戦権をかけて戦う代表決定戦、さらにそこで勝利した挑戦者が現球聖位・喜島安広、現女流球聖位・佐原弘子と戦う球聖位決定戦と女流球聖位決定戦に向かう事となる。
