3月3日に広島市安佐南区の『ファイブナイン』において『西日本グランプリ第1戦』が開催された。76名のエントリーを迎えた今回は同市内の『球友クラブ観音』も予選に用い、既報の通り新たな試みも交えて熱戦が繰り広げられた。
決勝会場はグランプリ初開催となる『ファイブナイン』
は体調不良のため欠場も予想される事態となったが、グランプリキングの名に懸けて強行出場を果たした。そして持ち前のパフォーマンスも随所に交えて順調に勝ち上がるも、ベスト16で好調ぶりを見せた
第1セットを田中、第2セットを川端が制したことで、決着は今大会で採用された1ラックサドンデスへ持ち込まれる。緊張感張り詰める勝負は川端が6番でミスをするも、残り球に攻撃の糸口はなく、田中でもセーフティの選択肢が大きく制約された配置に。結果、再びチャンスを得た川端が残りを捌いて昨年に続いて開幕戦を制した。
主会場となった『ファイブナイン』では、試合を見守ったギャラリーたちが表彰式後にさっそく明るく快適な店内で練習を始める姿が目撃された。プレイヤーにヒントを与え、さっそくキューを握らせたことでも、今回の開催は大きな成功を収めたと言えそうだ。