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過去のニュース(2013年)

2013.03.05 トーナメント

川端聡が田中雅明を抑えて開幕戦V

2013西日本グランプリ第1戦

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開幕戦優勝を果たした川端聡


3月3日に広島市安佐南区の『ファイブナイン』において『西日本グランプリ第1戦』が開催された。76名のエントリーを迎えた今回は同市内の『球友クラブ観音』も予選に用い、既報の通り新たな試みも交えて熱戦が繰り広げられた。

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決勝会場はグランプリ初開催となる『ファイブナイン』


注目の大井直幸は体調不良のため欠場も予想される事態となったが、グランプリキングの名に懸けて強行出場を果たした。そして持ち前のパフォーマンスも随所に交えて順調に勝ち上がるも、ベスト16で好調ぶりを見せた青木亮二の前に敗退。終了後は早々に会場を後にして大阪へと戻った。

そして大井と西日本で双璧を成してきた川端聡が運営にプレーに奮闘。その詳細は後日の記事に譲るとして、結果、ベスト16から北谷好宏神箸久貴、そして前出の青木亮二を下してファイナルへと駆け上がった。

一方の山では混戦が繰り広げられる中、竹中寛原口俊行を倒して決勝戦に臨んだのは、2008-2009シーズンに年をまたいで同シリーズ3連覇を達成して以来の優勝を狙う田中雅明。グランプリでは5年ぶりとなる左右の巧者対決は大勢のギャラリーが見守る中でスタート。

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久々のファイナル登場となった田中雅明

第1セットを田中、第2セットを川端が制したことで、決着は今大会で採用された1ラックサドンデスへ持ち込まれる。緊張感張り詰める勝負は川端が6番でミスをするも、残り球に攻撃の糸口はなく、田中でもセーフティの選択肢が大きく制約された配置に。結果、再びチャンスを得た川端が残りを捌いて昨年に続いて開幕戦を制した。

主会場となった『ファイブナイン』では、試合を見守ったギャラリーたちが表彰式後にさっそく明るく快適な店内で練習を始める姿が目撃された。プレイヤーにヒントを与え、さっそくキューを握らせたことでも、今回の開催は大きな成功を収めたと言えそうだ。

新時代に突入した西日本グランプリ。開催店とプレイヤーが連携して、今後もますますの進化に期待が寄せられる。

Akira TAKATA