6月29日〜7月6日までの日程で、韓国・仁川を舞台に開催される『第4回アジアインドア&マーシャルアーツゲームズ』。アジアの国々が参加するこの国際競技大会ではビリヤードが正式競技となっており、ポケットビリヤード(プール)、キャロム、スヌーカーの3つの種目が行われる。
ワンクッション日本代表となった森陽一郎(左)と町田正(右)
2月19日(火)、東京都荒川区の『ビリヤードラッセル』において、この大会のキャロム部門、ワンクッションの日本代表選抜順位決定戦が行われた。ワンクッションとは国内ではバンドゲームと呼ばれることの多い、2つの的球に当てるまでの間に、1回以上手球をクッションに入れることが基本となったゲーム。出場したのは
ワンクッションの代表選手は、日本代表決定戦の出場資格でもあった過去3年の全日本バンド選手権大会の実績により、すでにこの2名に決定していたが、この試合は正式な代表順位を決定するために、1対1の対戦、150点ゲームで行われた。
町田、森は共に国内屈指のオールラウンダーとして知られ、ワンクッションにおいても常に鎬を削りあってきたライバルでもある。本大会ではチームメイトとして共にメダルを狙う事になる2人だが、試合は互いのプライドをかけた熱いゲームとなった。
結果は150-131で町田の勝利。町田のハイランは50点でアベレージが9.375、森のハイランが45点でアベレージが8.187。互いに国内最高レベルのプレーを見せて、町田が第1代表、森が第2代表となった(詳しいスコアはコチラ【
スリークッション日本代表に決定している梅田竜二(左)と竹島欧