ハイエストブレイクは114点
桑田選手の修行の旅は順調
スヌーカー修行のため強豪国・タイに滞在中のJSA・桑田哲也選手が、同国のスヌーカーのナショナルトーナメント・Division2(以下、Div.2)に参加し、初参戦でありながら見事に準優勝という快挙を成し遂げた。
タイのスヌーカー協会のトップページ
大会の正式名称 「Thailand Ranking Circuit Division-2 Event-1」と言い、年間5回行われる大会だ。タイのランキングの形態は、ランキングトップ64がDivision1(以下、Div.1)に分類され、その他のプレーヤーはDiv.2所属と形になる。
Div.2の試合に人数制限は無く、試合には毎回200人前後のプレイヤーが参加するようだ。ランキング戦のシーズンは1月から12月となっていて1年間のDiv2.ランキング上位8名がDiv.1の下位8名と入れ替わりで昇格するしくみになっている。桑田選手はこのDiv.2にエントリーし、シーズン開幕戦で準優勝を遂げたので、現時点でDiv.2のランキング2位ということになる。
決勝ではSITHICAI選手に2-4と敗れたが、そこまでは好調を維持、準決勝では114点のセンチュリーブレイク(100点を越える連続得点)を達成。自身の持つブレイク記録(日本記録)を更新すると共に、大会のハイエストブレイクを記録した。
その活躍は現地の新聞にも取り上げられている
決勝はタイのスヌーカー協会のウェブページにて放送され、後日、大会結果をタイスヌーカー協会がトップページで桑田選手の写真とともに紹介。記事の見出しには同選手の114点のスコアが刻まれていた。また、その活躍を目にした現地のメディアから桑田選手へのインタビューなどもあった模様。
2月中旬には新たなトーナメントに参戦予定の桑田選手のさらなる活躍を期待したい。