昨日(2月17日)、東京『BAGUS新宿店』で『全日本オープンローテーション選手権大会』の関東予選が行われた。これがJPBA東日本男子の「2013年試合初め」である(※ランキング対象試合)。
今回の関東予選の通過枠数は「16」。これを40名の出場者が300点先取のダブル・イリミネーションで争った(内訳はプロ34・アマ6。なお、昨年度のランキング上位者である
BAGUS新宿店がプロ公式戦の会場として利用されるのは初めてのことであったが、これは大成功だったと言っていいだろう。ビリヤード場として国内屈指レベルのクオリティと規模を誇る同店で行われるトーナメントは、予選が予選に見えない本格感・上質感があったことも記しておきたい。
さて、午前中に始まった本大会は、枠数が多いこともあって午後3時頃には通過者が出始めた。土方隼斗が井澤勝幸と水下広之に敗れて脱落したことが一番の波乱と言えるだろうか。その他の実績上位プロ達はほぼ全員が枠を勝ち取った。以下に全16名の名を挙げよう(詳しい大会結果は
この内、早川英房(39期)と秋山圭(45期)は、今回の予選通過がオープン戦やGPE(グランプリイースト)を通じて「プロ入り初」とのこと。両プロとも笑顔で「本戦でもしっかり戦いたい」と語ってくれた。
プロ入り初の予選通過を果たした早川英房(写真上)と秋山圭
これまでの240点先取から300点先取にフォーマットが変わったが、元々240点がプロレベルの試合においてはかなりの短距離戦だったこともあり、300点を長いとは全く感じなかった。プロ達やギャラリーからも好評の声が上がっていたことを付記したい。