ビリヤードは現在、世界中で数多くの国際競技大会の正式競技として採用されているが、今回の決定戦は、来年の6月29日〜7月6日までの日程で、韓国・仁川を舞台に開催される『第4回アジアンインドア・マーシャルアーツゲームズ』に出場するポケットビリヤードの代表選手を決めるものだ。
アジアンインドア・マーシャルアーツゲームズは、アジアオリンピック評議会(OCA)が主催する国際競技大会の中の一つで、'05年にタイ・バンコクで第1回アジアインドアゲームズが開かれた後、'07年の第2回マカオ大会(中国)でビリヤードが正式競技となり、'09年には第3回ハノイ大会(ベトナム)が開催された。
その後、別開催されていたアジアマーシャルアーツゲームズと合併する形となり、第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズとして、4年ぶりに開催される事となったものだ。
その中でビリヤード競技は、ポケットビリヤード(プール)、キャロム、スヌーカーの主要3種目が行われ、これまでの2大会で、日本は銀メダル2個、銅メダル3個を獲得しており、もちろん来年開かれる第4回大会でもメダルの獲得が期待されている(メダル獲得者は以下)。
日本の歴代メダリスト。左から梅田竜二(JPBF)、河原千尋(JPBA)、町田正(JPBF)