IBSF世界スヌーカー選手権2012
IBSF(International Billiards & Snooker Federation)主催のアマチュア・スヌーカー・プレイヤー世界一を決める大会『IBSF世界スヌーカー選手権2012』がブルガリアの首都ソフィアにて11月24日(土)から12月2日(日)の9日間にわたって開催されている。
この大会は数々の名スヌーカープレーヤーを輩出したプロへの登竜門として位置付けられており、優勝者には即メインツアーへの参加権が与えられる。試合は男子・女子・マスタークラス(40歳以上)の3グループが同時開催され、46の国・地域から約200名の選手が集結。
JSAランキング3位の田中優輔が参戦
男子の試合はA〜V組が各5〜6名ずつでグループステージ(リーグ戦)を戦い、それぞれ上位2名がノックアウトステージ(トーナメント)へ進出することになる。日本からは、男子クラスへ田中優輔(JSAオフィシャルランキング3位、37歳)と長谷修次(同4位、34歳)が参戦。
JSAランキング4位の長谷修次
男子クラスに参加している長谷は3試合、田中は4試合を消化しているが(27日16:00現在)、互いに勝ち星がなく、決勝トーナメントへの道が断たれてしまっている。また、マスタークラスには小霜昌之(同13位、45歳)が挑戦しているものの、現在のところ2戦2敗と戦況は厳しい。
唯一マスタークラス参戦となった小霜
日本ではスヌーカーの競技人口、テーブル数がともに少なく、決して恵まれた環境とは言えない中で、日々技術向上に励んでいる3選手。まだ可能性を残す小霜も含め、果敢に挑んだ今回の海外遠征を最後まで全力を尽くして戦い抜いてほしい。そして自身の、スヌーカー界の発展に繋げていけるような経験を日本へ持ち帰ってくれることを願う。
大会の詳しい情報は下記IBSF公式サイトで確認できる。同サイトでは全ての参加選手の情報および組み合わせが発表されており、ゲームが開始されると全ての試合結果、及びライブスコアなどが随時更新されている。
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