第4回世界レディーススリークション選手権大会
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優勝の東内那津未
11月21日(水)から本日(23日)まで『霞が関ビル1Fプラザホール』で行われていた『レディース3C世界選手権』。3日間の全日程を終え、16名の熱い戦いが閉幕の時を迎えた。15時10分に始まったファイナルは、16時13分に終了した。東内那津未の涙とともに。
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2人の握手からファイナルが始まった
バンキングに勝って先攻を手にした東内は、序盤から6点ランを2回出すなど、ファイナルの緊張感などお構いなしによく当てていた。一方、追い掛ける西本もランが続くことはなかったがじわじわと追いかけていく。
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準優勝の西本優子
しかし、東内がそれで怯むことはなかった。本当に世界戦で初のファイナルなのかと疑いたくなる精神力。19キュー目で東内はワンモアをきっちり当ててゲームオーバー。25-15。この瞬間第4代世界女王の座に東内が就いた。
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表彰式にてUMB会長と東内
ファイナルのテーブルは四方を観客席に囲まれ、椅子席は全て埋まり、立ち見客も出るという満員御礼。その中で、これだけのパフォーマンスを披露できる2人のポテンシャルとプロ魂には敬意を表する。そして、彼女らを含めた6名の日本勢は皆強かった。女子スリークッションの世界で日本はナンバーワンであること、これは疑いようもない事実だ。
〈T.KOBAYASHI(B.D.)〉