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過去のニュース(2012年)

2012.11.22 トーナメント

西本優子、シングルベスト8確定!

第4回世界レディーススリークション選手権大会・初日終了

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いち早く決勝ラウンド進出を決めた西本優子


『霞が関ビル1Fプラザホール』で行われている『第4回世界レディーススリークッション選手権』。21日、大会初日の全プログラムを終了した。

参加選手は全16名。初日に行われたのは4組×4名のリーグ戦で、全ての選手が2試合を消化した。その詳細な結果は大会オフィシャルホームページで参照頂きたいが、6名いる日本人選手の内、西本優子(JPBF)がいち早く決勝トーナメント(8名シングル)進出を決めている。残る5名は大会2日目(22日)のリーグ戦最終マッチに勝てば通過、あるいは、勝ち点同点でアベレージ勝負での通過が決まる。

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大会初日、午後の光景。ほぼ満席と言える状態になっていた


時期尚早ではあるが、短評を書くとすれば「日本勢強し」だ。16名全員が2試合をして、西本が2勝、他の5名は1勝1敗。ただし、うち2名は同士討ちだ。日本人対決を省き、外国勢との勝敗だけを見てみると、6名トータルで5勝3敗。負けた試合も接戦だったことを付記したい。筆者の独断で申し訳ないが、「本当に日本の女子スリークッションは強いんだな」というのが正直な印象だ。表彰台(3位タイまで)を外すことはまず有り得ないと断言しよう。

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出場国の国旗。全て言えるだろうか


大会2日目は各プレイヤー、予選のラスト1試合を戦うのだが、日本人選手6名全員がシングルトーナメントへ進む可能性もある。初日の朝一、林奈美子に敗れた「3連覇女王」肥田緒里恵も、きっとK・ジェッテン(オランダ)に勝ち決勝ラウンド行きを決めてくれるだろう。

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霞が関ビルの正面入口にもこのようにパネルが大きく掲示されている


会場には多くの椅子席が用意され、デジタルスコアボードやプロジェクターなどが効果的に用いられ、観戦環境は素晴らしいものがある。無償で配布される観戦パンフレットに至るまで来場者を置き去りにしない工夫がなされている。大会2日目からはビリヤードグッズ・ショップの「ニューアート」も販売ブースを設けるとのことだ。

また、多数のJPBF男子プロやアマチュアプレイヤーが運営・レフェリー・スコアラーとして献身的に動いているのも素晴らしい。というより、これが「世界選手権を開催する」ということなのだろう。大会は23日(金・祝)まで行われている。入場料無料なので、時間のある方はぜひ体験してほしい。なお、今大会の模様は以下USTREMでライブ配信されている他、こちらのウェブサイトからも無料のライブ映像を見る事ができる(Kozoom.com ※要登録)
〈T.KOBAYASHI(B.D.)〉


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