第45回全日本選手権大会〜大波乱の中で迎え撃つ日本勢たち〜
『あましんアルカイックホール・オクト』特設会場は早くもヒートアップ!
『第45回全日本選手権』はステージ2の2日目を終えた。優勝候補が続々と敗者ゾーンに回る大波乱の展開の中、日本勢の健闘も随所で光っている。
杉原匡、今年のUSオープンチャンピオンを倒して決勝トーナメントへ!
昨日の
井上浩平が
ミカ・イモネン(フィンランド)を倒した一報を聞いて「僕も頑張りたいと思った」という
杉原匡が、
シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)を9-7で撃破。また川端聡は
フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピン)を
ヒルヒルの激闘の末に
セーフティ戦を制して、それぞれ無傷で決勝ラウンド進出を決めた。
川端聡はフランシスコ・ブスタマンテを破っての勝ち上がり!
また敗者側では
香川貴俊がJ・デルーナ(フィリピン)と対戦し、こちらもヒルヒルに追い付かれながらも全身全霊・渾身の取り切りで勝利を収めた。
なお、敗者側で昨年の世界王者である
赤狩山幸男が陳英傑に、また
竹中寛は昨年の準決勝の再戦となる
柯秉逸(ともに台湾)に敗れて、日本の貴重な貴重な戦力が2人、ここで姿を消してしまった。
早すぎた対戦カードとなってしまった敗者2回戦。竹中寛が涙を飲む結果に
なお会場のテーブルコンディションについては「去年より速め(転がる)かな?」、「(状況が)煮詰まってくるとポケットが渋く感じる」といった感想がプレイヤーの間からチラホラと聞こえてきている。
明日はいよいよ女子も登場し、男子はファイナルラウンド・ベスト64の回転もスタートする。日本で滅多と観ることはできない海外のスターたち。それを日本勢の迎え撃つ覚悟は例年以上に高い。そんなムードが場内にムンムンと漂っている。『あましんアルカイックホール・オクト』は阪神電鉄尼崎駅から徒歩5分だ!
なお、明日からの男子決勝トーナメントの組み合わせは以下の通りとなっている。
佐藤正行(JPBA)vsヨハン・ゴンザレス・チュア(フィリピン)
コン・ブホン(香港)vs
北谷好宏(JPBA)
バレリアーノ・パゥワイ(フィリピン)vs
杉原匡(JPBA)
吉岡正登(JPBA)vs柯秉中(台湾)
呂輝展(台湾)vsリー・チェンマン(香港)
藤本共史(JPBA)vs
照屋勝司(JPBA)
劉政杰(台湾)vsケニー・コウ(香港)
香川貴俊(JPBA)vs
川端聡(JPBA)
エルビス・ペレス(フィリピン)vs楊清順(台湾)
カルロ・ビアド(フィリピン)vs
井上浩平(JPBA)
塙圭介(JPBA)vs
西村被(JPBA)
青木聖(アマ)vs
羅立文(JPBA)
栗林達(JPBA)vsリー・ヴァン・コルテッザ(フィリピン)
黒河伸二朗(JPBA)vsエフレン・レイズ(フィリピン)
トーステン・ホーマン(ドイツ)vsスチュアート・ペットマン(イギリス)
西尾祐(JPBA)vsドンドン・ラザラン(フィリピン)
柯秉逸(台湾)vs
鈴木清司(JPBA)
ミカ・イモネン(フィンランド)vsジュンダル・メゾン(フィリピン)
陳英傑(台湾)vsリッキー・ヤン(インドネシア)
郭柏成(台湾)vs
持永隼史(アマ)
菊嶋淳史(JPBA)vs張榮麟(台湾)
ラミル・ガレゴ(フィリピン)vs趙豐邦(台湾)
謝佳秦(台湾)vs
水下広之(JPBA)
ワリード・ハッサン(カタール)vsダレン・アプルトン(イギリス)
利川章雲(JPBA)vs傳哲偉(台湾)
アントニオ・リニング(フィリピン)vs
青木亮二(JPBA)
シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)vs
土方隼斗(JPBA)
福本宇太郎(JPBA)vsフーチー・シー(オランダ)
デニス・オルコロ(フィリピン)vs
平野義典(JPBA)
津堅翔(JPBA)vs張玉龍(台湾)
陳信廷(台湾)vsアレックス・パグラヤン(カナダ)
フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピン)vs
大井直幸(JPBA)