U.S.Open 9-Ball Championships
10月21日(日)から27日(土)にかけて、『第37回USナインボールオープン』が開催される。会場は例年とは異なり、米バージニア州バージニアビーチの『ホリデーイン・バージニアビーチ・ノーフォークホテル カンファレンスセンター』にて行われる。
左から大会に出場する赤狩山幸男、内垣建一、吉岡正登
同大会には、日本から赤狩山幸男、内垣建一、吉岡正登の3選手(JPBA所属)が参戦。27日から日本国内で開催される『第26回北陸オープン』と日程が重なってしまったため、今年は渡米する選手が昨年より少ない。
過去2年のこの大会では、現ナインボール世界チャンピオンでもあるイギリスのダレン・アプルトンが2連覇中である。昨年も出場していた赤狩山と内垣は、それぞれ9位タイ(9〜12位)、7位タイ(7〜8位)と好成績を収めていた。WPAランキングで現在(10月19日現在)3位に付けている赤狩山にとっては、1位を目指すためにもタイトル、上位入賞を狙いたいところ。初参戦の吉岡は、どこまでその歩みを進められるかに注目だ。
大会のフォーマットは11ゲーム先取(決勝は13ゲーム先取)、勝者ブレイクの完全ダブル・イリミネーション。スリーポイントルール、ブレイクボックス使用、セルフラックで試合が展開される。準々決勝以降は、獲得ゲーム数が勝利条件に達していても、対戦相手と2ゲーム差以上離れていなければ勝利とはならない。
プール界屈指の伝統とステータスを誇るこの「USオープン」には米国内をはじめ、世界中の並み居る猛者達がトーナメント表に名を連ねる。アール・ストリックランド、ジョニー・アーチャー(共にアメリカ)、エフレン・レイズ、フランシスコ・ブスタマンテ(共にフィリピン)など、名前を上げていけば枚挙に暇がない。
選手の面子だけを見れば、世界最強を決めると言っても過言ではないこの大会。果たして、1週間に及ぶ激戦必至のトーナメントを制し、頂点に立つのは誰になるのか。
その他、参加強豪選手は以下の通り
アレックス・パグラヤン(カナダ)
オリバー・オートマン(イギリス)
カール・ボイズ(イギリス)
カルロ・ビアド(フィリピン)
柯秉逸(カー・ピンイー/台湾)
クリス・メリング(イギリス)
コーリー・デュエル(アメリカ)
シェーンバン・ボーニング
ダリル・ピーチ(イギリス)
デニス・オルコロ(フィリピン)
トーステン・ホーマン(ドイツ)
ニールス・フェイエン(オランダ)
ニック・バンデンバーグ(オランダ)
フーチー・シー(オランダ)
ラルフ・スーケー(ドイツ)
ワレン・キアムコ(フィリピン)
など