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2012.09.22 その他

復興と普及活動の礎として

ビリヤード復興支援連合会がNBAにテーブル12台を寄贈

昨年、東北地方を始めとして、日本各地に甚大な被害をもたらした東日本大震災。ビリヤード界では、JPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)、JPBF(日本プロビリヤード連盟)、JAPA(日本アマチュアポケットビリヤード連盟)、BCJ(日本ビリヤード商工連合会)が一致協力して、昨年の6月に『ビリヤード復興支援連合会』を発足。

特にダメージの大きかった東北地区のビリヤード界の復興、さらには日本ビリヤード界全体の復興・普及のためにこれまで様々な活動を展開してきた。

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今年3月には、フロリアン・コーラーを招聘して、仙台市で復興支援イベントを開催


連合会はこれまで、ビリヤード団体、関係者、一般のビリヤードファンの協力もと、復興支援ステッカー及びグッズの販売、ビリヤードオークションの開催、また各種大会での募金活動などを通じて支援金を募ってきた。

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復興支援グッズとして販売された『ドットボール・キーホルダー』


その後は、東北ビリヤード連盟への見舞金の贈呈、また、東北地区での復興支援イベント等を行ってきたが、先月5日、発足から1年が経過した時点で、これまでの活動報告と今後の活動方針等についての会合が持たれた。

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昨年の11月には東北ビリヤード連盟へ見舞金を贈呈


その席上ではまず、発足以来の活動で集められた支援金が4,260,273円となったことが報告され、復興と普及に大きな協力のあったビリヤード関係団体、メーカー、販売店等に感謝状が贈呈された。

その上で、今後のさらなる復興支援と普及活動を行うための礎として、NBA(日本ビリヤード協会)の各支部へ、ホームサイズのビリヤードテーブル12台を寄贈することが決定した。

また、今後の方針として、各ビリヤード関係団体に対して、引き続きチャリティ活動の継続をお願いしていくことも含め、その主旨に則って、継続的に復興支援とビリヤード普及のための活動を行っていくこと、東北地区からの要望も踏まえながら、集められた支援金を有効に活用し、東北、そして日本ビリヤード界を活性化するための具体策を検討、実施していくことが確認された。