栗林達、新たな心境で大会へ臨む
父親・栗林達の試合に注目!
9月18日(火)、CUE'S11月号(10月4日発売)の取材・撮影に応じた栗林達が、今週末の9月22日〜23日(土・日)にかけて行われる『第17回東海グランプリ』を前に、試合へ向けた意気込みを口にした。
栗林は、先月28日に妻・福家美幸(JPBA)との間に第1子を授かったばかりなのだが、この前後に行われていた『東日本グランプリ第6戦』や『第28回関東オープン』には出場したものの、思うような結果を残せていなかった。
もちろん、全く練習をせずに臨んだ訳ではないのだが、人生に置ける大イベントを前に、「まともな精神状態で練習に取り組むことができなかった」と、状況を振り返る。
しかし、夫人の出産も無事に終わり、子供の状態もだいぶ落ち着いたため、栗林の精神状態も安定に向かっているようで「関東オープンの時は少しバタバタしていたんですけど、今まで優勝もできていない大会なので、子供のためにも頂点を目指して頑張りたいです」と、タイトルへの願望を明かした。
ビリヤードのプロであると同時に父親という新たな境遇に立った栗林、構えたキュー越しに見えてくる景色は、これまでとは異なるものとなったということか。意外にも、この大会でのタイトルを獲得したことがないという「褐色の超人」。だが、新たな心境とともに、タイトル奪取への準備は整っている。