World Championship Artistique
(2012アーティスティック世界選手権)
ビリヤードの海外ビッグトーナメントが続く中、9月12日よりトルコのサムスンを舞台に『2012アーティスティック世界選手権』が開催されている。
14日に大会初戦を迎える渡辺元
アーティスティックとは、通常の競技とは違い、普段のショットではあまり見ることのできないマッセや強烈な引き球、押し球など、極限のキュー捌きとアクロバティックな手球の動きが大きな魅力の競技だ。
今大会に日本からは、渡辺元、町田正(以上JPBF)、原田直樹、加野耕平(以上アマ)の4名が代表選出として出場しているが、13日までに4名×4組、各組上位2名が勝ち上がる事ができる予選グループリーグが終了。14日からスタートする4名×4組による決勝グループリーグへの進出者が決定した。
予選グループリーグを戦った町田、原田、加野(写真左から)
ここまでの日本勢の結果だが、町田、原田、加野の3名が予選グループリーグに出場。全員がグループ3位となり、残念ながら決勝グループリーグ進出はならず。町田17位、原田18位、加野20位という成績で大会を終える事となった。
残るただ一人の日本勢である渡辺元は、決勝グループリーグにシードされているため、14日に大会初戦を迎える事となる。予選リーグを勝ち上がってきたトルコのアルスラン・アーメトとの試合は日本時間の21時からの予定。その後15日までに2試合を行い、まずは各組上位2名、計8名の決勝トーナメント進出を目指すこととなる。