World Championship 3-Cushion 開幕
日本代表の梅田竜二(右)と竹島欧(左)
1年に1度、スリークッション世界王者を決める『World Championship 3-Cushion』(世界スリークッション選手権)が9月5日にポルトガル・ポルトを舞台に開幕した。
今年で65回目を迎える歴史ある世界選手権。これまで'74年、'84年には小林伸明が、そして'07年には今大会にも出場している梅田竜二が優勝を果たすなど、日本人初のビリヤード世界チャンピオンを生んだ大会でもある。
今回日本からは、その梅田と今年1月に開催された全日本スリークッション選手権を初制覇した竹島欧が日本代表として参戦中。前回大会優勝のディック・ヤスパース(オランダ)を始めとして、現在世界ランキング1位のフレデリック・クードロン(ベルギー)、トルビヨン・ブロムダール(スウェーデン)、ダニエル・サンチェス(スペイン)など世界の強豪が集う中で現在、ベスト16入りをかけたグループラウンドを戦っている。
40点ゲーム、3名1組×16組で行われているグループラウンドから決勝トーナメントに進出できるのは各組1位のみ。この厳しい戦いの中、梅田、竹島共にグループラウンドの初戦を終え、梅田がポルトガルのフェレイラ・ジョアン・ペドロに40-17、竹島がベトナムのドン・アン・ブーに40-32で勝利して白星スタートを飾った。
本日6日、竹島はギリシャのフィリポス・カシドコスタスと、梅田はトルコのタスデミール・タイフーンと対戦。共にグループトップシードである強豪と、決勝トーナメント進出をかけて戦うこととなっている。