国別対抗世界チーム戦・決勝
台湾は決勝と準決勝を4-0で勝利
中国・北京で開催された『国別対抗世界チーム戦』は7月6日(金)、ファイナルの日本vs台湾が行われ、ゲームカウント4-0で台湾が勝利した。日本チームのメンバーは赤狩山幸男、大井直幸、栗林達、河原千尋。
男子エイトボール・シングルとダブルスで日本チームは、まず赤狩山と大井で臨んだダブルスで、柯秉逸(カー・ビンイー)と張榮麟(ジャン・ロンリン)ペアに0-6と圧倒されてしまう。シングルに挑んだ栗林も、途中5-2と先にリーチを掛けたが、傅哲偉(フー・ザーウェイ)に逆転で敗れるという憂き目遭う。
次大会ではこの姿を決勝で見せてくれると信じたい
トータルスコアを0-2とされた中、河原が周婕妤(チョウ・ジェイユー)と対戦するも、2-8で敗れ台湾に差を広げられ、台湾リーチの後がない状態に。日本にとって悪い流れの中、赤狩山が柯乗逸とのテンボールで対決するも、状況を変えることはできず、4-8で力尽きた。
優勝した台湾はセミファイナルでも男女の現世界ナインボール王者を擁するイギリスにもストレート勝ちしており、完全優勝と言って差し支えない内容だった。
ベスト8のフィリピン戦やセミファイナルの中国2戦で世界でも十分に戦えることを世界に示した日本、来年は世界で勝てる日本になってほしい。