国別世界チーム戦・ベスト16&ベスト8
喜びを分かち合う日本チーム
中国・北京で行われている『国別対抗世界チーム戦』は、7月4日に決勝シングルのベスト16とベスト8の試合が行われ、日本はドイツに4-2、フィリピンに3-3の末のシュートアウト対決で勝利(6-4)し、準決勝へ進出した。日本チームのメンバーは赤狩山幸男、大井直幸、栗林達、河原千尋の4名。
ドイツ戦は男子エイトボール・シングルと男子エイトボール・ダブルスで先勝。その後、男子ナインボール・シングルと男子テンボール・シングルで敗れるも、女子ナインボールシングルと男女によるテンボール・ダブルスで勝利して次のステージへ駒を進めた。
エフレン・レイズ、フランシスコ・ブスタマンテ、デニス・オルコロ、ルビレン・アミットを擁するフィリピン戦は、男子エイトボールのシングルとダブルス、ナインボールで日本が3勝。
しかし、女子ナインボール・シングル、男子テンボール・シングルと混合ダブルスを落として3-3となった試合は、勝敗の行方をシュートアウト対決に持ち越すことに。
シュートアウトは、ヘッドスポットから、フット側短クッションから1ポイントのセンターに置かれた8ボールを撞き、それを入れたら1ポイント。これを交互に繰り返し、先に2ポイントの差をつけて6ポイント以上得点したチームが勝者となる。この対決を6-4とした日本が、強敵フィリピンを退けてベスト4に進出を果たした。
河原にとって次戦は、ナインボール世界選手権で敗れた陳思明との対戦が控えている
準決勝の相手は中国2(開催国の中国は2チームが出場)。メンバーは党金虎(ダン・ジンフー)、韓皓翔(ハン・ハオシアン)、代勇(ダイ・ヨン)、劉莎莎(リョウ・シャーシャー)、陳思明(チェン・スーミン)ら5名。
5日(木)に行われる準決勝の対戦カードは以下の通り。
台湾 vs イギリス
日本 vs 中国2
台湾:張榮麟(ジャン・ロンリン)、傅哲偉(フー・ザーウェイ)、柯秉逸(カー・ビンイー)、周婕妤(チョウ・ジェイユー)
イギリス:ダレン・アプルトン、ダリル・ピーチ、クリス・メリング、マーク・グレイ、ケリー・フィッシャー