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2012.06.07 その他

ジャパンオープン会場で行われた被災地支援

東北へ届け! JPBAパワー!!

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ジャパンオープンの各予選会場で集められたプロ選手達のサイン

6月2日〜3日(土・日)に開催された『第25回ジャパンオープン』の予選会場(2日)にて、昨年の東日本大震災で被害に遭った東北のビリヤード関係者、愛好家を応援、勇気付けるため、各会場で同大会の公式ポスターに出場プロ選手達のサインの寄せ書きが集められた。

事の発端は、平林英里子プロが運営するビリヤード場(Shelly+Belly/シェリーベリー)のお客様が、5月24日に「ビリヤードウェブCUE'S」で伝えた宮田洋プロが行ったサインの寄せ書きのニュース(関連リンク参照)を閲覧し、平林プロに「これをジャパンオープンでも実施して、東北の人々に送って勇気付けよう」と提案したことから。

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寄せ書きのために奔走した平林英里子プロ

発案を受けた平林プロが実行に移り、男女それぞれの予選会場で選手達のサインの寄せ書きが行われた。現在、店舗を再建している東北の皆さんの力になれば、とプロ達も喜んで協力。サインが集められたポスター5枚は、平林プロによって東北ビリヤード連盟の理事・郡司武彦氏の元へ届けられた。

ポスターを受け取った郡司氏は、JPBA東北支部長の北谷一郎プロと共にそのポスターの活用法を検討するとのことだが、現時点では被害の大きかった店舗や大会の決勝会場となることが多い店舗など、できるだけ多くのプレイヤーや愛好家の目に止まる場所に説明文を添えて掲示することを考えているという。

郡司氏は今回の支援を受け「震災以降全国の様々な方よりご支援やご配慮を頂き感謝の念に耐えません。東北のビリヤード業界もこれまでにない落ち込みで連盟加盟各店舗も経営には苦慮しておりますが、皆様の恩に報えるよう東北全体でビリヤードシーンの活性化を模索していきたいと思います」と感謝の言葉を述べている。