男子ナインボール世界選手権ベスト64
赤狩山、劣勢を逆転しベスト32へ!
6月27日(水)、カタール・ドーハで行われた『男子ナインボール世界選手権』はベスト64の試合が行われた。試合に臨んだ日本勢6名は大井直幸、赤狩山幸男、羅立文が勝利でベスト32進出、浦岡隆志、青木亮二、栗林達が無念の敗退となった。
この日、日本から参戦している選手で最初に登場した浦岡は、ベネズエラのジョニー・マルティネスに8-11で惜しくも敗れてしまった。次に試合に挑んだ大井と赤狩山は、それぞれデッドヒートが繰り広げることに。
羅立文も難敵D・ピーチを下し、勝ち進む!!
カルロ・ビアド(フィリピン)と対戦した大井は、一進一退の攻防が8-8まで続く。ここで大井が2ラックを連取し先にリーチを掛ける。しかし、ビアドも2連取で返してヒルヒルに突入。だが、最後のラックを大井がマスワリで締めてゲーム終了となった。
また、赤狩山も序盤にリードを許し、一時は2-6と苦境に立たされる。しかし、そこから反撃に転じ7-7のイーブンに引き戻すと、遂に9-8と逆転に成功。最終的には11-9で赤狩山が勝利した。
ダリル・ピーチ(イギリス)という難敵と対戦した羅立文は、相手に先行される嫌な展開を跳ね返して11-9で勝利。一方、青木はロシアのコンスタンティン・ステパノフに8-11、栗林はグループラウンドでシェーン・バン・ボーニング(アメリカ)も下したニュージーランドのマシュー・エドワーズに8-11と敗れている。
28日(木)に行われるベスト32の対戦は以下の通り(時間は日本時間)。
【ベスト32】
28日16時~
ラルフ・スーケー(ドイツ) vs ジョニー・マルティネス(ベネズエラ)
傅哲偉(フー・ザーウェイ/台湾) vs ブルーノ・ムラトレ(イタリア)
デニス・オルコロ(フィリピン) vs 許凱綸(Hsu Kai Lun/台湾)
ニック・バンデンバーグ(オランダ) vs 韓皓翔(Han Hao Xiang/中国)
リー・バン・コルテッザ(フィリピン) vs ミカ・イモネン(フィンランド)
アントニオ・ガビカ(フィリピン) vs 楊清順(ヤン・チンスン)
Omar Al Shahen(クウェート) vs Khaled Al Mutair(クウェート)
ジョン・モーラ(カナダ) vs 李赫文(Lee He Wen/中国)
28日18時30分~
大井直幸 vs 張榮麟(ジャンロンリン/台湾)
トーステン・ホーマン(ドイツ) vs 赤狩山幸男
カール・ボイズ(イギリス) vs 趙豐邦(チャオ・フォンパン/台湾)
エフレン・レイズ(フィリピン) vs ドミニク・イェンチ(ドイツ)
ニック・エコノモプーロス(ギリシャ) vs 劉海濤(リョウ・ハイタオ/中国)
マシュー・エドワーズ(ニュージーランド) vs ダレン・アプルトン(イギリス)
コンスタンティン・ステパノフ(ロシア) vs ジュンダル・メゾン(フィリピン)
羅立文 vs 柯秉逸(カー・ビンイー/台湾)