女子ナインボール世界選手権
『女子ナインボール世界選手権』の最終日となる21日(木)、セミファイナルが行われ、ケリー・フィッシャー(イギリス)と付小芳(フー・シャオファン/中国)がファイナルに進出した。
付小芳の2年ぶりの女王返り咲きなるか!?
ベスト8で、現在女子の中で最も勢いのある選手の1人、世界ランク1位の陳思明(チェン・スーミン/中国)を退けた付小芳(フー・シャオファン)と、'09年のチャイナオープン覇者・蔡佩真(ツァイ・ペーチャン/台湾)が激突した準決勝。試合は9-6でこの大会の前々回優勝者でもある付小芳に軍配が上がる。
もう一方のカードは、ベスト8に欧米選手の中で唯一勝ち残り、そこで譚禾耘(タン・ホーユン)を9-0で圧倒したフィッシャーと、この大会の'09年女王・劉莎莎(リョウ・シャーシャー/中国)が対戦。互いに譲らず、ヒルヒルまでもつれた互角の攻防を制したのは、完全アウェーの中で戦うフィッシャーだった。
ナインボールとテンボールのダブルクラウンが懸かったフィッシャー
決勝は日本時間の午後8時から開始する予定。フィッシャーは優勝すれば'11年のテンボールと今回のナインボールのダブルクラウンとなり、絶対女王の座が掛かっている。対する付小芳は、2年ぶりとなる女王返り咲きを狙う。
いずれが勝利しても偉業であることに間違いはない。果たして、世界一の称号はどちらの選手の元に。