第48回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権
大会会場となるのは和歌山県和歌山市の『ビッグホエール』特設会場
日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)は、毎年全国規模から都道府県レベルのものまで、アマチュアプレイヤーが技術を競う場として、大小様々な大会を主催・運営している。その数ある大会の中で唯一、都道府県単位でチームを組み、団体戦で戦われるのが、この『全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権』だ。
この大会は、'64年に当時ポケットビリヤードの中心地であった関西の都市を中心にした大阪、京都、神戸、名古屋の4チームによる対抗戦として産声を上げた。以来、40年以上に渡って続いてきた伝統を持ち、特に'90年代以降は、九州から北海道までの全国から多数のチームが参加するようになり、近年ではアマチュアプレイヤー達が目標とし、真剣勝負はもちろんのこと、全国のプレイヤー達が交流を深める場としても楽しみにする特別な大会となっている。
出場プレイヤー達は皆、代表選手のプライドと仲間達の応援を背に2日間を戦い抜く
残念ながら昨年は、東日本大震災の影響により中止となったものの、今年の大会も、'03年の40回大会から会場となっている和歌山県和歌山市の『ビッグホエール』特設会場に31台の試合用テーブルを設置して、6月30日〜7月1日(土・日)の2日間の日程で開催される。
ローテーションを種目にして、1チーム5名が一丸となって日本一を目指す『撞球甲子園』。個人戦とはまた一味違う勝負の面白さと、チームそれぞれ、そしてプレイヤーそれぞれに紡ぎ出されるドラマが、競技ビリヤードの楽しさと懐の深さを感じさせてくれるこの大会。今年はすでに発表となっている43チーム、215名の代表選手(下記関連リンク内PDF参照)が、頂点を目指して2日間の熱い戦いに挑むこととなっている。
第47回大会の優勝は滋賀チーム