「壮絶圧巻ドラマティック」編
Winner ワレン・キアムコ(フィリピン)
男女ともここまでアッツイファイナルは初めてじゃないでしょうか!? 共にヒルヒルバトル。この舞台に立ったキアムコ、川端、梶谷、河原......彼ら4名の技術の粋から心の震えに至るまで、丸見えなぐらいに見えたファイナルでした。
男子ファイナルは、逃げるキアムコを川端プロが追い掛け、逆転リーチに成功。イージーに見えた⑩をキアムコが外した時、これは川端優勝きたか!? と思いましたが、そこから立て直したキアムコ、恐るべし。再逆転で大会初優勝を決めました。川端プロ、惜敗。'03年の西嶋大策選手(当時アマ、現JPBA)以来の日本人男子チャンピオン誕生は叶いませんでした。
Runner-up 川端聡
女子ファイナルも大接戦となり、先にリーチを掛けたのは河原プロでしたが、梶谷プロがヒルヒルに追い付き、最後は気合いのマスワリで逆転優勝! ゲームボールを沈めた直後、あんなにガッツポーズを繰り返す梶谷プロの姿は初めて見ました。「正直、すっごく嬉しいです!」。'01年以来、5度目の優勝。やはり女王は女王であった――。強い!
Winner 梶谷景美
しっかし、熱いファイナルでした。一球一球にあんなにドキドキしたのは久しぶりです。まだ興奮冷めやらぬ状態のワタクシ編Kですが、ここでレポートを締め括りたいと思います。
Runner-up 河原千尋
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