第9回市川コルトン文化祭/ワークショップ・ビリヤード体験
女の子にビリヤードを教える平林英里子プロ
5月1日〜2日、千葉県市川市の『ニッケコルトンプラザ・コルトンホール』にて行われた『第9回市川コルトン文化祭』の中で、平林英里子、栗林達、松野剛明、後藤田佳奈の4名のJPBAプロプレイヤーによる『ワークショップ・ビリヤード体験』が開かれた。
本イベントに参加したJPBAプロ。左から松野剛明、栗林達、平林英里子、後藤田佳奈
同文化祭は「地元・市川で行われているクリエイティブな活動を応援したい」という思いから、市川コルトン文化祭実行委員会とニッケコルトンプラザが主催するイベントで、アート作品の展示やパフォーマンスライブなどと共に、昨年に引き続き、ワークショップという形でビリヤードの体験教室が実現した。
栗林プロのトリックショットに拍手を送る子供達
平林プロが司会進行を務める中で進められた同イベントは訪れた客にとって、ビリヤード無料体験やプロプレイヤーへのチャレンジ、またエキシビションなどを通じてビリヤードに楽しく触れ合うことができるもので、ゴールデンウィークでお休みの親子や、同施設に遊びにきていた子供達、インターネットなどで告知を見て、チャレンジマッチのためにマイキュー持参で来た客など、様々な人々が参加した。
子供にキューの扱い方を教える松野プロ
栗林プロ、松野プロがエキシビションで披露したトリックショットには、観覧していた小学生達が感嘆の声を上げ、イベント中一番の盛り上がりを見せた。また、無料体験では、幼い子供やその両親らが平林プロ、松野プロ、後藤田プロから丁寧にレクチャーを受け、和やかな空気が漂う一方、チャレンジマッチでは栗林プロがトッププロのオーラと存在感を魅せながら次々にショットを沈めていき、エンターテインメントの中にも、挑戦者や観戦者にプロプレイヤーの凄みを感じさせた。
チャレンジマッチ後にアドバイスを送る栗林プロ
チャレンジマッチに参加した挑戦者の一人は「ちょうど休みで、プロと撞けるめったにないチャンスだったので来ました。でも、(チャレンジマッチでは)何もさせてもらえませんでしたね(笑)。さすがプロです」とトッププロの実力を体感できたことを満足気に語った。また、イベントに参加した子供連れの家族の父親の言葉からは「このイベントのことは知らずに来ました。僕は昔ビリヤードをやっていたんで見てみたいと思って。家族と一緒にビリヤードをするのは初めてでしたが、子供も楽しんでいたみたいで良かったです」と、ビリヤードが家族団らんの一助となっていた様子が伺えた。