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過去のニュース(2012年)

2012.05.21 トーナメント

栗本高雄選手が大会5連覇を達成!

第11回全日本スヌーカー選手権(竹田杯)

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大会5連覇を果たした栗本高雄選手

5月20日(日)、東京都荒川区『スヌーカークラブ』でJSAの'11/'12シーズン最後の大会『第11回全日本スヌーカー選手権(竹田杯)』のベスト8から決勝戦までが行われ、栗本高雄選手が優勝し、大会5連覇を達成した。

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左上から松村浩史選手、中村哲選手、名越裕晃選手、笹田敦史選手。左下から田中優輔選手、栗本高雄選手、桑田哲也選手、井上敦貴選手。

ベスト8から準決勝まではベストオブ5(3ゲーム選手)、決勝はベストオブ7(4ゲーム選手)で行われた。準優勝の笹田敦史選手は、ベスト8で桑田哲也選手を3-1で敗り、準決勝でも名越裕晃選手を3-0圧倒して決勝進出を決める。

一方、栗本選手は1回戦で井上敦貴選手を3-1で退けると、2月の『JSA Championship』で優勝した田中優輔選手とのハイレベルなゲームも3-1で制して決勝進出を果たした。

そして、注目の決勝は、決勝で1段ギアを上げた栗本選手の一方的なゲームとなる。第1〜3フレームまでは、それぞれで栗本が40点台のブレイク(連続得点)を決め、各フレームで笹田選手がコンシード(ギブアップ)を選択。しかし、第4フレームは栗本が先行するところを笹田が追い上げ、遂に42-37で逆転に成功する。

その後、栗本がピンクを入れて6点を追加し、1点差でフレームボール(ゲームボール)となるブラックを迎えたが加点できず、笹田に1フレームを奪う絶好のチャンスが到来。しかし、笹田もその好機をものにできず、結局、栗本がフレームボールを沈めて試合は50-42で終了した。

優勝した栗本選手は「簡単なミスが多かったので改善していかないといけない」と自身に厳しい評価をしつつも「今年に入ってから大会のハイブレイクがハーフセンチュリー(50点)以下だった大会がなかったと思うので、レベルが少しずつ上がってきていると思う」と自らの進歩に自信を覗かせた。