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東日本グランプリ第３戦情報

東GP４連勝がかかる土方隼斗。日曜日の決勝ラウンド・ベスト16から参戦

本日19日、予選ラウンドがスタートした『グランプリイースト第３戦』。注目はなんと言っても「東GP４連勝」をかけた土方隼斗だろう。土方は前戦の優勝者シードがあるので、予選ラウンドは免除され、明日、日曜日（20日）の決勝トーナメント・ベスト16からの参戦となる。記録への挑戦の舞台は埼玉県川口市の『LINK西川口店』だ。

「GPE」こと「東日本男子グランプリ」は、年間７戦〜８戦、毎回開催場所（ほとんどが関東のビリヤード場）を変えて行われる「東ブロックのプロツアー」のこと（今年は全７戦）。毎回、プロアマ合わせて100名超の参加者がおり、優勝までの道のりは非常に険しい。そのハイレベルトーナメントにあって、昨シーズン最終戦から今年の第１戦・第２戦と３連勝を遂げている土方は、「東GP王子」と言って良い存在だ。

「過去にも一度３連勝があって、４大会目で負けました（※'10年から'11年にかけて３連勝記録あり）。今回再び４連勝のチャンスが巡ってきたので、今度こそものにしたいです。最近はものすごく良いモチベーションで練習ができているんですよ」（大会前の土方）

もちろん、そうはさせじと他のプロ達も気合を入れている。予選ラウンドを通過すれば、という前提があるが、現ナインボール世界チャンピオンの赤狩山幸男や昨年度JPBA全国男子ランキング１位の栗林達などが「ストップ・ザ・ハヤト」の最右翼。そして、開催店舗のLINK西川口店がホームグラウンドの井上浩平もその一人だ。井上は開催店シードを持っているため、土方と同じく日曜日のベスト16から登場する。

開催店（LINK西川口店）シードでベスト16から登場する井上浩平

「ホームということで応援して下さる方も多いですからね。一球でも多く球を入れられるように......いや、『サクッと優勝します！』と言っておきます（笑）」（大会前の井上）

このLINK西川口店は、井上の言葉を借りると「非常に試合観戦がしやすいお店」なので、ぜひ会場に足を運んで頂きたい。試合そのものだけでなく、勝者当てTOTO、ブレイクスピードガンコンテスト、場内実況FM放送、プロのトリックショットタイムなど、丸一日いても飽きない工夫がなされている。

しかし、今回ばかりはまず土方隼斗のプレーに注目と声援を。東GPの王子は、ギャラリーに見られれば見られるほど燃える男だから。[T.KOBAYASHI (BD)]