第25回ジャパンオープン参戦のススメ!
決勝の舞台となる『ニューピアホール特設会場』
『ジャパンオープン』は、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)が年間30試合以上開催しているランキング対象公式戦の中にあって、11月開催の『全日本選手権』の『SG1』に次ぐ『G1』のグレードを持つビッグトーナメント。この華やかなステージで鎬を削るのは、国内外のトッププロと日本全国から多数参戦するアマチュアプレイヤーだ。
今年の大会は6月2日〜3日の2日間に渡って首都圏のビリヤード場、そして、初日の厳しい予選を勝ち抜いた男女計24名だけがプレーする事を許される、東京都港区の『ニューピアホール特設会場』を舞台に開催されるが、その出場申込の締切が5月21日(月)と迫ってきた(ジャパンオープン・アマチュア向け開催要項はコチラ)。
昨年は男女併せて391名が出場したジャパンオープン。プロプレイヤーにとってはトッププロの証として、また自身のランキングのためにもぜひとも獲りたいタイトルの一つだが、この大会のもう一つの大きな特徴は、日本最大規模のビリヤード・オープントーナメントとして広くアマチュアプレイヤーに出場の門戸が開かれていることだ。
例年、いずれはプロにと日々練習に試合に燃えるプレイヤーから、一度はその雰囲気を味わってみたいという記念参戦型のプレイヤーまで多くのアマチュアが参戦しているが、その誰もがジャパンオープンを年に一度の大イベントとして盛り上げる主役の一人として、この貴重な機会を存分に楽しんでいる。こうしたことから、近年のジャパンオープンは、ビリヤードプレイヤー、そしてファンの間で、参戦するも観戦するも良しの「プレイヤーズ・トーナメント」として定着しているのだ。
腕に覚えがある方はもちろん、たとえそうでなくとも、ビリヤードを愛しプレーを続けるプレイヤーならば、この大会に出場して得られる経験値は計り知れないほどに大きなものになるだろう。なぜなら、現代の日本のプロスポーツ界において、これほどのハイグレードな舞台で、世界チャンピオンや日本のトッププロ達と同じ空間で、しかも真剣勝負ができるトーナメントはないのだから。
なお、出場アマチュアプレイヤーは6月3日の決勝日が観戦無料となる。この日、もちろん自身がプレイヤーとしてニューピアホールで戦っている可能性だってなくはない。そうでないとしても、ジャパンオープンを外からではなく、プレイヤーズ・パスを身に付けて全身に感じる2日間はきっと、その後のビリヤードライフをより豊穣なものにしてくれるはずだ。
6月2日の予選日、組み合わせによってはトッププロとのバトルの可能性も