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過去のニュース(2012年)

2012.05.02 トーナメント

1回戦からシード選手が敗れる波乱の展開!

2012ワールドスヌーカーチャンピオンシップ

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ベスト8進出を決めたロニー・オサリバン

21日に、イギリス・シェフィールドのクルーシブルシアターにて開幕した2012スヌーカー世界選手権。大会はファーストラウンド(ベスト32)がすべて終了した時点で、なんとシード選手8人が敗退してしまい、過去ワーストタイ記録という幕開けに。

現在世界ランキング1位で第2シードのマーク・セルビーもバリー・ホーキンスに敗れ、元世界チャンピオンのグレアム・ドットもジョー・ペリーに1-10の大差で敗退という憂き目に遭っている。オープニングマッチに登場したディフェンディング・チャンピオン、ジョン・ヒギンズは中国のクオリファイヤー、リャン・ウェンボにまさかの大苦戦。辛くもディサイダー(ヒルヒル)の末2回戦に進んだものの、続く2回戦で同じスコットランド代表、世界選手権7回優勝の記録を持つスティーブン・ヘンドリーに13-4で敗れている。そして、そのスティーブン・ヘンドリーは、1回戦ではスチューワート・ビンガムに147点マキシマムブレイクを達成。これはヘンドリー自身11回目の達成で、ロニー・オサリバンの持つレコードに並ぶ記録である。しかし、ヘンドリーもベスト8でスティーブン・マグワイアの前に敗退。試合後、ヘンドリーはスヌーカーからの引退を発表した。注目のオサリバンはファーストラウンドでピーター・エブドンを下し、セカンドラウンドも13-6でマーク・ウィリアムスを退け、ベスト8進出。ベスト8でニール・ロバートソンと対戦しているオサリバンは「誰が優勝するにしろ、このトーナメントで頂点に立つためには、ロバートソンは避けては通れない相手だと思っている。その順番がベスト8で俺に回ってきたんだ。簡単な相手ではない。ベストを尽くすよ」と試合前に意気込みを語っていたが、1日目の対戦を終え、3-5のビハインドを背負っている。