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過去のニュース(2012年)

2012.04.22 トーナメント

大井直幸が強豪を連破して北の大地を初制覇!

第24回北海道オープン(G3)

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西日本グランプリ第2戦に続き、今シーズン2勝目を挙げた大井直幸

16名のスーパースターが一堂に会した『第24回北海道オープン』決勝日。札幌駅地下の『テルミヌス広場』に4台設置されたテーブルとステージ、そして選手16名の写真やプロフィール入りのトーナメント表などに、通りがかった買い物客らも足を止め、ビリヤードのプロ達が繰り出す妙技に見入っていた。注目選手がズラリと出揃った今回、その全てを紹介するのがスペースの都合上叶わないことが残念なほど。なお、大会3連覇を狙った羅立文は準々決勝で大井直幸に敗れて大記録の達成は成らず。大井はその前のベスト16戦では'08年の北海道オープン・チャンピオンである土方隼斗も止めている。現世界王者として注目を集めた赤狩山幸男は、西嶋大策高野智央と神奈川県の強豪を下して準決勝に進む。ここで前出の大井に敗れ、今回は3位タイという結果に終わった。反対の山からは鈴木清司福本宇太郎をいずれも5点に抑えて勝ち上がってきた栗林達と、前回大会で準優勝の戦跡をおさめている飯間智也が準決勝で対戦。ここは栗林が流れも引き込む格好で9-3。

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北の大地札幌で、16名のスタープレイヤーが激闘を繰り広げた

こうして決勝戦は日本の若手を牽引する東西のエース格対決に。プロ入り後、公式戦で2人が決勝戦で対戦するのは初で、旬なライバル対決だけに多くのプロ仲間達も凝視した。栗林のブレイクでスタートしたファイナルは、2点を栗林が先行するも、大井が一気に4連取で逆転。さらにラッキーも引き込んで8-4のダブルスコアで王手をかける。ここから栗林が一つ返して追い上げのムードを作るも、交代ブレイクではやむなし。最後は大井がマスワリで締めて、9-5のスコアで北の大地を制圧して、タイトルコレクションをまた増やした。この華やかなステージを用意して、スムーズな進行のために舞台裏で奮闘したスタッフを労うかのようなスターの競演。あらためて、その全てに心から拍手を贈りたい。