2012ワールドスヌーカーチャンピオンシップ
スヌーカーの聖地・クルーシブルシアターの正面玄関
現地時間4月21日(土)、『2012ワールドスヌーカーチャンピオンシップ』の決勝トーナメントが開幕する。会場はスヌーカーの聖地、イギリス・シェフィールドのクルーシブルシアター。ベスト32から始まり、ファイナルは5月7日(月)に行われる。
この大会はワールドスヌーカーが主催する、世界1のスヌーカー・プレイヤーを決定するトーナメントである。スヌーカーは本場であるイギリスではプロスポーツとしても人気が高く、アジア圏でもビリヤードと言えばスヌーカーという国も多い。世界的には最もプレー人口の多いビリヤード競技とも言われている。大会賞金総額は1,111,000ポンド(日本円で約1億4600万円)、優勝賞金は2,500万ポンド(約3,300万円)と、非常に高額だ。フォーマットは1回戦がベストオブ19(ポケットで言う10ゲーム先取)、2回戦とクォーターファイナルがベストオブ25(13ゲーム先取)、準決勝がベストオブ33(17ゲーム先取)、ファイナルはベストオブ35(18ゲーム先取)。決勝トーナメント1回戦では、4月6日から行われていた予選を勝ち抜いた16名が、シード権を持つ16名と対戦。その後、トーナメントを最後まで勝ち抜いた者が世界一の栄冠を手にする。シード権を持つ選手には天才プレイヤー・ロニー・オサリバン、ディフェンディングチャンピオンのジョン・ヒギンズらが待ち受けている。果たして、今年はどんなドラマが待ち受けているのか。スヌーカーファンにとって、夢のような17日間が幕を明ける。