第12回全日本学校対抗ナインボール選手権大会
宮崎大学
3月25日(日)、東京都豊島区の『ビリヤード・ロサ』を会場に、昨年は震災の影響でやむなく中止となった『第12回全日本学校対抗ナインボール選手権大会』が開催された。
入賞校
今大会は『(社)日本ビリヤード協会』(NBA)が主催する、全国の学生プレイヤーのためのトーナメント。各地区の予選を勝ち上がってきた2名一組、20校のチームが集った今回の大会では、飛び抜けた力を持つエース選手の存在よりも、力のバランスの良いチームが目立ち、8校が勝ち進んで行われた決勝トーナメントでも、実力伯仲の拮抗した試合が数多く展開された。その結果、ファイナルに進出したのは前回の10年大会優勝の宮崎大学と、同じく準優勝の東京農業大学。この学校対抗では、1年経ってチームのメンバーが入れ替わる、あるいは卒業・就職を迎え十分な練習ができないなどの理由もあり、過去10大会を通しても、ファイナルに2年連続で進出したチームはいなかった。それだけに、宮崎大学と東京農業大学が2年後も高いチームレベルを持続してきたことはとても素晴らしいことと言える。そして、このファイナルでは、やや力尽きた感がある東京農業大学を宮崎大学が寄り切り、見事初の2連覇を成し遂げた。