14th NIKKA OPEN
大会ベスト8。写真前列左から、3位タイ:森陽一郎、優勝:梅田竜二、準優勝:小野寺健容、3位タイ:界敦康。後列左から5位タイ、小林英明、新井達雄、真野正光、米山聡
3月20日(火・祝)、東京都品川区の『ビリヤードニッカ』で『14th NIKKA OPEN』が開催された。本大会は25点先取。これはスリークッションの試合の中ではショートゲームの部類に入るもので、30名の出場プレイヤーは、シングル・イリミネーションの緊張感あるフォーマットの中で激しい戦いの火花を散らせた。そして今大会でもその強さを存分に見せ付けたのが、現在の国内ナンバーワンプレイヤーである梅田竜二であった。前年度優勝シードプレイヤーとして、ベスト16からのスタートとなった梅田は、市川利夫、米山聡をそれぞれ25-17、25-8で下して準決勝へ。ここで今シーズンの2戦で準優勝、優勝と好調を維持する界敦康との対戦を12キュー、25-12で制すると、2月の『第18回東京オープン』決勝と同じ顔合わせとなる小野寺健容との決勝に臨んだ。この試合でもハイラン8点、9キューで25点に達する高いアベレージを見せた梅田は、小野寺を14点に抑えて、見事に今大会2連覇とともに、シーズン2連勝を飾った。