全日本女子プロツアー第1戦(G2)
曽根恭子
JPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)女子の'12年シーズン開幕戦となった『全日本女子プロツアー第1戦』(種目:ナインボール)が、2月11日~12日(土・日)にわたり、埼玉県久喜市の『自遊空間久喜店』で開催された。
ギャラリー参加のペアマッチイベントも行われた
出場48名のプレイヤーが16名に絞り込まれた11日の予選ラウンドを経て、7ゲーム先取となる決勝トーナメントは12日に開催。今回はランキング上位勢を倒して勝ち上がる若手、中堅プレイヤーの活躍が目立つ展開となった。まず、プロ2年目の佐藤麻子が1回戦で土師理恵子、準々決勝で昨年度のランキング2位・梶谷景美を撃破して自身初となる準決勝に進出すれば、同じくプロ2年目の久保田知子も、1回戦で北山亜希子、準々決勝で藤井寛美を破って池田真希との準決勝へ。ベスト4は、曽根を除いて全日本女子プロツアー未勝利という顔触れとなった。しかし、ここからは経験値の差が現れた形となり、佐藤、久保田が脱落。決勝戦は曽根と池田、ともにプロでの優勝経験のある2人の対戦となり、この試合は一進一退の展開の末に遂に6-6のヒルヒルとなった。ここでチャンスを得た池田だったが、4番で痛恨のセーフティミス。残り配置を慎重に捌いていった曽根がゲームボールの9番に到達し、'12年シーズンの開幕を飾った。
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