西日本GP第1戦(西G3)
川端聡
昨年は大井直幸が4勝、川端聡が2勝と2人で制圧した西GP。今年の開幕戦『西日本グランプリ第1戦』が、2月4日(土)に大阪府泉佐野市の『サウスサイド』で開催された。
会場となった大阪府泉佐野市の『サウスサイド』
テンボールの8ゲーム先取(ベスト16から7ゲーム先取)のシングル・イリミネーションは西GPで定番となったフォーマット。昨年からアベレージを上げている杉原匡が狙うのは、2006年の第1戦以来となるプロ公式戦2勝目。この日もベスト16から神箸久貴、福本宇太郎、飯間智也という強豪を退けての決勝進出に期待が高まる。一方の山から抜け出したのは川端聡で、シード参戦の今回は初戦で田中雅明をフルゲームで下すと、山川英樹、大井直幸を破っての2戦連続となる決勝の舞台へ。先行したのは杉原だったが、中盤以降のゲームを握ったのは川端で、7-4のスコアで勝利をおさめた川端がシーズンをまたいで西GP連覇を達成した。大井と川端の独壇場は"OK牧場"とでも呼ぶべきだろうか。「俺が最強」、そんな狼の出現が待たれる。ファンはもっと激しいバトルを期待し、海外勢に負けない強さを求めているのだ。
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