優勝はヨーロッパBチーム、梅田竜二は銀、西本優子は銅
WCBS CHAMPIONSHIP 2024@ポーランド・キェルツェ
ヨーロッパBは、決勝戦でアジアBチームを下して優勝
7月28日(日)、ポーランドのキェルツェを舞台に開催されていた世界のビリヤードスポーツを統括する『世界ビリヤードスポーツ連合』(WCBS)主催する『WCBS CHAMPIONSHIP 2024』が最終日を迎え、決勝戦でアジアBチームを下したヨーロッパBチームが優勝を果たした。
この大会は、オリンピックへの参加を大きな目標として活動するWCBSが、大きなアピール手段の1つとして昨年からスタートしたもので、スリークッション、テンボール、ヘイボール、スヌーカーの4種目、それぞれの種目につき男女1名ずつ、計8名でチームを結成して競う団体戦。
今回は『ヨーロッパA』、『ヨーロッパB』、『アジアA』、『アジアB』、『アメリカ』、『アフリカ・その他地域』の世界4地域・6チームが出場し、6チームによる総当りのリーグ戦後、上位4チームによって決勝トーナメントが戦われた。
この大会に日本から『日本プロビリヤード連盟』(JPBF)所属の梅田竜二と西本優子がそれぞれアジアB、アジアAチームのメンバーとして出場。ともに25日〜27日の3日間に渡るリーグ戦を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出した。
アジアAチームの西本は昨年の金に続き、銅メダルを獲得
そして準決勝はアジアA vs アジアBとなり、8試合を戦って4-4でプレーオフに突入。種目は抽選で男子テンボールとなり、アジアAのモハマド・スーフィー(シリア)とアジアBのバデル・アルアワディ(クウェート)が対戦。ここでアルアワディが勝利してアジアBが決勝に進み、アジアAチームはその後に行われた3位決定戦でアフリカ・その他地域チームを下して銅メダルで大会を終えた。
アジアBチームの梅田は初出場で銀メダルを獲得
迎えた決勝戦は、男子テンボールを残した段階でヨーロッパBチームが4-3でリード。ここでアジアBが勝てば再びプレーオフとなるシチュエーションだったが、ヨーロッパBのダニエル・マシオル(ポーランド)がアルアワディを9-7で下して5-3で勝利し、優勝賞金44,000ドルを獲得した。
写真提供:WCBS
大会アーカイブ配信:WCBSbilliards
大会ライブスコア:WCBS