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本場アメリカの絶対的エース

2024.07.28

シェーン・バンボーニング

●本場アメリカの絶対的エース

近年はヨーロッパやアジアのトップ勢が数多く活躍する中、プールの本場としてこれまで数多くのスターを生んできたアメリカの絶対的エースとして戦い続けているシェーン・バンボーニング。現在wnt.ランキングは11位でWPAランキングは21位だが、ファーゴレートは839で世界4位。

1983年7月14日にアメリカのサウスダコタで聴覚障害を持って生まれたバンボーニングは、祖父が経営するビリヤード場で幼い頃からプレーを続け、バーテーブル(7フィートテーブル)プレイヤーとして全米有数のプレイヤーとなった後、大学1年の時にプロとなることを決意し、全米を回りながらさらに腕を上げると、2007年、24歳で初のメジャータイトルとなるUSオープンで優勝し、一気にワールドトップスターの仲間入りを果たした。

その後は2009年に初めてモスコーニカップメンバーに選出されてアメリカの勝利に貢献したほか、2010年代にはアメリカで行われた数多くのトーナメントで活躍、特にUSオープンでは、2012年〜2014年の3連覇を含み5度の優勝を果たす圧倒的な強さを見せた。

そして2022年、最強のプレイヤーと言われながらそれまで世界選手権タイトルに縁がなかったバンボーニングは遂にナインボール世界王者となり、さらに2023年にはエイトボールでも世界王者となって、そのキャリアは完璧なものとなった。wnt.の始動とともにいち早く契約プロとなり、SNSでWPAへの決別宣言するほど自身のプロプレイヤーとしての道に覚悟を持ったバンボーニング、今年もMatchroom(マッチルーム)の招待イベント『PREMIER POOL LEAGUE』で優勝するなどその強さは健在だ。

・SVBミニインタビュー

写真提供:Matchroom Pool

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