ウェブキューズはビリヤードの全てがわかる総合情報サイトです。

台湾のエース “撞球王子” はダブル世界王者

2024.07.31

柯秉逸

写真提供:森覺摩

●台湾のエースはダブル世界王者

世界の中でもプール強国として知られる台湾が誇るナインボール&テンボールのダブル世界王者であり、昨年から本格的にスタートしたwnt.でも活躍する柯秉逸。現在wnt.ランキングは14位WPAランキングは28位だが、ファーゴレートは837で世界6位に位置している。

1989年5月31日に台湾で生まれ、整ったプレイヤー育成環境の中で育った柯秉逸は、2007年、2008年にジュニアナインボール世界選手権を連覇すると、2008年、2009年には『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)主催の北陸オープンも連覇し、若くして台湾トップの一角に成長。その後はさらに海外戦にも積極に出場しながら『全日本選手権』も2011年と2013年に優勝するなど順調にステップアップを続け、2015年にはついに『ナインボール世界選手権』、『テンボール世界選手権』のダブルタイトルを獲得してワールドトップスターの1人となった。

26歳でテンボール世界選手権を制覇(写真提供・WPA/Dong Secuya【philboxing.com】 , Bob Guerrero)

その後2020年、2021年はコロナ禍のためツアー活動を休止していたが、2022年に再開。その年に『APF Asian 9-Ball Open』で優勝を果たすと、2023年にwnt.プロとなり、Matchroom(マッチルーム)が主催する招待制イベント『WORLD POOL MASTERS』で初優勝。そして今年も7月に行われたwnt.のランキングイベント『Rushan Open』で今シーズン初優勝を飾るなど変わらぬ強さを見せている。

写真提供:Matchroom Pool

ページトップへ
×