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バディ・ホール

2024.08.18

「ライフルマン」は世界ナンバーワンのナインボーラー

●「ライフルマン」は世界ナンバーワンのナインボーラー

1945年5月29日、アメリカ・イリノイ州メトロポリス生まれのバディ・ホールは、15歳でプールキャリアをスタートさせると、近隣のジョンストンシティで当時行われていた、現在の『ダービーシティクラシック』に通じるビッグイベント『ジョンストンシティクラシック』に集結したトッププレイヤーの姿を間近で見ながら、数年で近隣のトッププレイヤーとなり、1974年に『デイトンオープン』で初のビッグタイトルを獲得し、トッププレイヤーの1人となった。

1970年代後半から1980年代にかけてプロトーナメントが盛んに行われるようになると、以降2000年代に入るまでに、100以上のタイトルを獲得。その中には1991年、1998年の2回の『US OPEN』も含まれており、その正確なショットから「ライフルマン」と呼ばれ、アール・ストリックランドも尊敬の念を隠さないホールは、世界ナンバーワンのナインボーラーとして輝かしいキャリアを送った。2000年には、『Billiard Congress of America』のホール・オブ・フェイム入りを果たし、その翌年の2001年には、ビリヤードが初めて正式競技として採用された『第6回ワールドゲームズ秋田大会』のアメリカ代表の一員として来日している。

2000年代後半にトップツアーから引退したホールだが、その後も時折、ローカルトーナメントやシニアツアーなどでプレーしながら現在もなお、アメリカンプレイヤーからは生けるレジェンドとして尊敬を集めている。

ここで紹介するのはキャリア晩年の2001年に、同じくアメリカンレジェンドの1人であるジム・レンピと戦った『2001 Masters 9-Ball Championship』。アメリカで長らくビリヤード映像を発信し続けている『Accu-Stats Video Productions』が先週にアップしたばかりのレアな試合映像だ。

YouTubeチャンネル『Accu-Stats Video Productions』より

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