3rd Universal Chinese Taipei Open@台湾・台北

高橋はフィリピン勢に2連勝してベスト64進出

台湾・台北を舞台に16日〜18日（月〜水）の日程で開催中の『3rd Universal Chinese Taipei Open』（台北オープン）。wnt.ランキングイベントとして3回目となり、賞金総額、優勝賞金ともにグレードアップした大会は、初の特設となっている『松山文創園區四號倉庫』を会場に、17日11時に大会2日目がスタートしている。

この大会のために準備された『松山文創園區四號倉庫』特設会場

この大会には『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）所属でwnt.プロでもある吉岡正登（FR：757）と、小川徳郎（FR：763）、丸岡良輔（FR：727）、高橋邦彦（FR：742）の計4名のプロと増渕享士（FR：※698）、福田琢滋（FR：不明）の2名のアマチュアが出場中だ。
（※は信頼性不足）

16日には、128名を64名ずつ、A、B2つのグループに分けて進行中のタブルイリミネーションラウンド1回戦と2回戦（勝者側最終戦）が行われ、初戦に勝利したグループBの高橋が、2回戦でもマイケル・フェリシアーノ（フィリピン/FR：799）を9-6で下してベスト64進出を果たしており、高橋は17日20時からの決勝トーナメント1回戦（ベスト64戦）に臨む。

その他グループBでは、丸岡、福田アマが1回戦に敗れて17日12時40分からの敗者側1回戦に回り、丸岡がLi Zih Min（台湾/FR：不明）に8-1、福田アマがHUANG Bo Song（台湾/FR：※576）を8-0で下して、16時からの敗者側2回戦（敗者側最終戦）に進出。ここで丸岡がChu Hung Ming（台湾/FR：746）に9-3で勝利してベスト64入りを果たしたが、福田アマはハリー・ベルガラ（フィリピン/FR：796）に敗れ、65位タイで大会を終えている。

グループAでは16日の2回戦でバーニー・レガラリオ（フィリピン/FR：801）に敗れた小川が敗者側2回戦、1回戦で敗れた吉岡、増渕アマが敗者側1回戦からのスタート。まず吉岡、増渕アマがともに17日11時からの試合に勝って3名が敗者側からのベスト64入りを狙う状況となる。

ここで吉岡がLIU Shao Chiang（台湾/FR：※673）に勝ち、小川は傅哲偉（台湾/FR：801）に先にリーチをかけられながらヒルヒルの激戦に勝利してベスト64へ。しかし増渕アマはChang Yi（台湾/FR：不明）との試合を落とし65位タイフィニッシュとなった。

小川徳郎は難敵との試合を制して決勝トーナメント進出

ここまででベスト64が出揃った大会は、改めて組み合わせ抽選が行われ、高橋がLIN Tsung Han（台湾/FR：737）、小川がヴィクター・ジーリンスキ（ポーランド/FR：821）、吉岡が唐境霆（台湾/FR：※819）、丸岡がパトリック・ゴンザレス（フィリピン/FR：不明）との対戦が決定。日本時間18時30分の時点で、決勝トーナメント1回戦（ベスト64戦）のうち16試合がスタートしている。

写真提供：#Louis陸Photography
大会情報（トーナメント表、ライブスコア等）：DIGITAL POOL（グループA、グループB、決勝トーナメント）
大会ライブ配信：Matchroom Pool