土方隼斗の決勝トーナメント1回戦がスタート
ASIAN 10 BALL CHAMPIONSHIP@カタール・ドーハ
WPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024』(カタールワールドカップ)に引き続き、15日(日)に同会場でスタートした『ASIAN 10 BALL CHAMPIONSHIP』(男子アジアテンボール選手権)が大会3日目を迎えている。
この大会は、64名による7ラック先取、ダブルイリミネーションの予選ラウンドの後に16名によるシングルイリミネーションの決勝トーナメントが行われるフォーマットとなっており、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)からは、カタールワールドカップに引き続き参戦の土方隼斗(FR:797)、竹中寛(FR:741)の2人の他、浦岡隆志(FR:725)、神箸渓心(FR:746)、林武志(FR:743)の計5名が出場している。
大会2日目の16日はまず日本時間18時から神箸、林の敗者側1回戦が行われ、それぞれグエン・ホン・ミン・タイ(ベトナム/FR:※715)、マイケル・ザーラ(シリア/FR:※737)に勝利した2人は敗者側2回戦に進出。20時からの試合では林が竹中、神箸が浦岡との対戦になり、さらにそこでも勝利した神箸と林が敗者側3回戦で当たるというドローとなり、林を7-3で抑えた神箸が敗者側4回戦(敗者側最終戦)まで進んだ。
(※は信頼性不足)
その後22時からは2連勝で勝者側からのベスト16進出を狙う土方が ジェフリー・デルーナ(フィリピン/FR:800)と対戦し7-3で勝利して決勝トーナメントに進出。
土方隼斗vsジェフリー・デルーナ(YouTube『土方隼斗のビリヤードTV』より)
明けて17日は日本時間15時20分からの敗者側4回戦からスタート。神箸渓心はアミール・アリ(イラク/FR:※不明)と対戦し、序盤リードされたところから4-4に追いついたが、ここから3連取を許し、ベスト16に届かず17位タイでのフィニッシュとなった。
(※872という数値は出ているが信頼性不足と判断)
JPBA勢で唯一ベスト16に進出した土方は、日本時間18時の時点で、ショーン・マーク・マラヤン(フィリピン/FR:776)との決勝トーナメント1回戦に臨んでおり、この模様は土方自らのYouTubeチャンネルでライブ配信中。これに勝てば21時からの準々決勝で、モハマド・スーフィ(シリア/FR:790)vs 張榮麟(台湾/FR:824)の勝者とベスト4進出をかけた戦いに臨む。
土方隼斗vsショーン・マーク・マラヤン(YouTube『土方隼斗のビリヤードTV』より)
なお、今大会と同時に女子アジアテンボール選手権も行われるが、この試合への日本からのエントリーはなし。また、賞金の規模こそカタールワールドカップに比べて小さいが、ファイナリスト2人には、2025年に中国・成都で開催される『第12回ワールドゲームズ』の出場権が与えられることとなっている。
写真提供:Qatar Billiard Sports Federation
大会情報(トーナメント表、スケジュールなど):CUESCORE