ASIAN 10 BALL CHAMPIONSHIP@カタール・ドーハ

現地14日（土）に決勝戦が行われ、マリオ・ヒー（オーストリア/FR：810）を13-4で下したダニエル・マシオル（ポーランド/FR：810）が優勝賞金10万ドルを手にしたWPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024』（カタールワールドカップ）に引き続き、その翌日から同会場で『ASIAN 10 BALL CHAMPIONSHIP』（男子アジアテンボール選手権）が行われている。

カタールワールドカップのファイナリスト。左が優勝のダニエル・マシオル、右が準優勝のマリオ・ヒー

この大会は、64名による7ラック先取、ダブルイリミネーションの予選ラウンドの後に16名によるシングルイリミネーションの決勝トーナメントが行われるフォーマットとなっており、『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）からは、カタールワールドカップに引き続き参戦の土方隼斗（FR：797）、竹中寛（FR：741）の2人の他、浦岡隆志（FR：725）、神箸渓心（FR：746）、林武志（FR：743）の計5名が出場している。

竹中寛

浦岡隆志

大会は15日〜18日までの4日間の日程で、大会初日には、1回戦と2回戦（勝者側1回戦）までが終了。JPBA勢については、土方が2連勝して日本時間16日22時からの3回戦（勝者側最終戦）に進出している他、1回戦に勝利した後の2回戦で敗れた竹中と浦岡が20時からの敗者側2回戦、初戦に敗れた神箸と林は18時からの敗者側1回戦に回っている（それぞれの対戦カードは以下）。

神箸渓心

林武志

●敗者側1回戦（16日18時〜）
神箸渓心 vs グエン・ホン・ミン・タイ（ベトナム/FR：※715）
林武志 vs マイケル・ザーラ（シリア/FR：※737）

●敗者側2回戦（16日20時〜）
竹中寛 vs 林武志ーマイケル・ザーラ（シリア/FR：※737）戦の勝者
浦岡隆志 vs 神箸渓心ーグエン・ホン・ミン・タイ（ベトナム/FR：※715）戦の勝者
（※は信頼性不足）

●3回戦（勝者側最終戦・16日22時〜）
土方隼斗 vs ジェフリー・デルーナ（フィリピン/FR：800）

なお、今大会と同時に女子アジアテンボール選手権も行われるが、この試合への日本からのエントリーはなし。また、賞金の規模こそカタールワールドカップに比べて小さいが、ファイナリスト2人には、2025年に中国・成都で開催される『第12回ワールドゲームズ』の出場権が与えられることとなっている。

写真提供：Qatar Billiard Sports Federation
大会情報（トーナメント表、スケジュールなど）：CUESCORE