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ベスト16が決定、大井直幸は17位タイ、竹中寛は33位タイ

2024.12.13

QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024@カタール・ドーハ

ベスト16進出者中最高のFR:824を持つ張榮麟(上)とアルビン・オーシャン

カタール・ドーハを舞台に開催中のWPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024』(カタールワールドカップ)。現地12日(木)に、ダブルイリミネーションラウンドを通過した64名による決勝トーナメントがスタートし、2回戦(ベスト32戦)までが行われ、今大会に参戦している『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属プロ5名のうち、竹中寛と大井直幸がこの戦いに臨んだ。

日本時間12日16時からの1回戦32試合(ベスト64戦)に登場した竹中と大井は、それぞれマックス・レヒナー、アブドゥラー・ファラーフ・アルフィリ(イラク/FR:不明)と対戦。ここで大井は序盤の競り合いから一気に抜け出して9-4で勝利。しかし竹中は、レヒナーに2-2から7連取を許して敗れ、33位タイで大会終了となった。

JPBA勢最後の1人となった大井は、11ラック先取となった22時からの決勝トーナメント2回戦で、シリアのエースで昨年のナインボール世界選手権準優勝の実績を持つモハマド・スーフィと対戦。この試合は序盤から2-8と大きく引き離された大井が7-8まで追い上げるが、スーフィが11-8で逃げ切り、大井は17位タイでのフィニッシュとなった。

土方隼斗(JPBAランキング1位/FR:798) 65位タイ
羅立文(JPBAランキング2位/FR:800) 65位タイ
栗林達(JPBAランキング4位/FR:768) 97位タイ
竹中寛(JPBAランキング5位/FR:740) 33位タイ
大井直幸(JPBAランキング27位/FR:819) 17位タイ
(※ランキングは11月末時点)

なお、ベスト16の顔ぶれと組み合わせは以下で、13日は日本時間19時から3回戦(ベスト16戦)、22時から準々決勝が行われベスト4が決定する。

アレックス・カザキス(ギリシャ/FR:819) vs オリバー・ソルノキ(ハンガリー/FR:804
ダニエル・マシオル(ポーランド/FR:810) vs ルスラン・チナコフ(AIN /FR:802
ジェフリー・デルーナ(フィリピン/FR:800) vs アルビン・オーシャン(オーストリア/FR:824
アミール・アリ(イラク/FR:不明) vs コンスタンチン・シュテパノフ(AIN/FR:791)
アーネル・バウティスタ(フィリピン/FR:※741) vs ホセ・アルベルト・デルガド(スペイン/FR:777)
張榮麟(台湾/FR:824) vs モハマド・スーフィ(シリア/FR:787)
ショーン・マーク・マラヤン(フィリピン/FR:762) vs マリオ・ヒー(オーストリア/FR:810
アイヴァン・マルート(アラブ首長国連邦/FR:731) vs ルカ・メン(ドイツ/FR:768)
(※は信頼性不足。AINは中立的立場の個人資格選手でチナコフ、シュテパノフの国籍はロシア)

この大会は今年初開催で、主催はACBS傘下の『Qatar Billiard Sports Federation』(QBSF)、賞金総額45万ドル(約6800万円)、優勝賞金10万ドル(約1500万円)と、WPA公認イベント史上最高額となっており、20位のジェルソン・マルティネスを除くWPAランキング30位までのプレイヤーが全て出場している。

写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報①:Qatar Billiard Sports Federation
大会情報②:CUESCORE
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation

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