竹中寛、大井直幸がベスト64進出
QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024@カタール・ドーハ
竹中寛は2戦連続でヒルヒル戦に勝利してベスト64へ
カタール・ドーハを舞台に開催中のWPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024』(カタールワールドカップ)。現地10日(火)には、ステージ2の2回戦(勝者側最終戦)32試合と敗者側1回戦32試合が行われ、この大会に出場中の『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)所属プロ5名のうち、竹中寛と大井直幸が2回戦、土方隼斗、羅立文、栗林達の3名が敗者側1回戦を戦った。
土方隼斗(JPBAランキング1位/FR:798)
羅立文(JPBAランキング2位/FR:800)
栗林達(JPBAランキング4位/FR:768)
竹中寛(5位/FR:740)
大井直幸(JPBAランキング17位/FR:819)
(※ランキングは10月末時点)
この日はまず、日本時間18時30分からの2回戦に竹中、大井が揃って登場。竹中はアーネル・バウティスタ(フィリピン/FR:※741)と対戦し、1回戦に続いてヒルヒル戦に勝ち、大井もアブドゥルアジズ・アルアムーディ(サウジアラビア/FR:※637)を相手に9-3と快勝してともに2連勝でベスト64進出を決めた。
1回戦で敗れた3名の敗者側1回戦、まず21時から羅が許睿安と対戦して9-3で勝利。その後23時30分からは土方がマフムード・シャリフ(UAE/FR:※701)、栗林がモハンマド・アブドゥルカリム・アジザ(シリア/FR:不明)と対戦。ここで土方は勝利したが、栗林が先に7-8とリーチをかけられたところからヒルヒルに持ち込みながら惜しくも8-9で敗れ、今大会は97位タイでのフィニッシュとなった。
11日に3日目を迎えるステージ2では、まず敗者側2回戦(敗者側最終戦)32試合が行われてベスト64進出プレイヤーが全て決定し、抽選の後、シングルイリミネーション、11ラック先取の決勝トーナメント1回戦(ベスト64戦)32試合のうち、16試合が行われる。
敗者側2回戦は日本時間16時と18時30分の2回転で、羅が16時からアルビン・オーシャンと、土方は18時30分からマリオ・ヒーと対戦。ともにwnt.でも活躍するトップスターとベスト64進出をかけた戦いに臨む。
なお、竹中と大井は11日に試合はなく、決勝トーナメント1回戦は明日12日(木)16時の予定となっている。
この大会は今年初開催で、主催はACBS傘下の『Qatar Billiard Sports Federation』(QBSF)、賞金総額45万ドル(約6800万円)、優勝賞金10万ドル(約1500万円)と、WPA公認イベント史上最高額となっており、20位のジェルソン・マルティネスを除くWPAランキング30位までのプレイヤーが全て出場している。
写真提供:Qatar Billiards & Snooker Federation
大会情報①:Qatar Billiard Sports Federation
大会情報②:CUESCORE
大会ライブ配信:Qatar Billiard Sports Federation