QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024@カタール・ドーハ

12月4日（水）、カタール・ドーハを舞台に開幕した、WPA/ACBS公認のビッグイベント『QATAR WORLD CUP 10-BALL 2024』（カタールワールドカップ）。8日に予選ステージ1が終了し、本戦であるステージ2への進出者が決定。いよいよ9日に世界各国から集まった128名による戦いがスタートした。

この大会は今年初開催で、主催はACBS傘下の『Qatar Billiard Sports Federation』（QBSF）、賞金総額45万ドル（約6800万円）、優勝賞金10万ドル（約1500万円）と、WPA公認イベント史上最高額となっており、20位のジェルソン・マルティネスを除くWPAランキング30位までのプレイヤーが全て出場している。

このステージ2には『日本プロポケットビリヤード連盟』（JPBA）所属の土方隼斗、羅立文（FR：800）、栗林達（FR：768）、竹中寛（FR：740）、大井直幸の5名が出場。まず、今回は母国台湾で行われた代表決定戦に勝って出場している羅が、ステージ1から勝ち上がってきたルスラン・チナホフ（AIN/FR：802）と日本時間16時からの1回戦で対戦。しかしこの試合を6-9で落とし、10日21時からの敗者側1回戦で許睿安と対戦することとなった。

大会初日は1回戦64試合のみが行われる予定となっているが、この後、日本時間21時から竹中寛がシモン・クラル、土方隼斗がハンター・ロンバード（アメリカ/FR：734）と、23時30分からは大井がムハンマド・デイダッド（南アフリカ/FR：673）、栗林がアヌラーグ・ギリ（インド/FR：不明）と対戦する。

なお、ステージ1には神箸渓心（FR：742）と浦岡隆志（FR：719）が参戦し、4日間で4回のトーナメントに挑んだが、残念ながらステージ2進出はならず、ここで敗退となっている。

大会情報①：Qatar Billiard Sports Federation
大会情報②：CUESCORE
大会ライブ配信：Qatar Billiard Sports Federation